2011年08月25日

ネックレス、指輪、金歯、金縁メガネ… リサイクルショップに売りたい客殺到

ネックレス、指輪、金歯、金縁メガネ… リサイクルショップに売りたい客殺到

金価格の高騰が続き、持っている金を売って利益を得ようという人が貴金属店などに殺到している。

金地金やジュエリー販売の老舗、田中貴金属工業が運営する「GINZA TANAKA」の店頭には、今が売りどきとばかりにお客が列をなしている。金を売るのに3〜4時間待ちという賑わいだ。

売るのは女性、それも高齢者が中心
金の現物価格は、2011年8月19日に1グラムあたり4555円を付けた1980年10月以来31年ぶりの高値水準に達した。週明けの22日も、前日(19日)に比べて113円高の4891円と、さらに上昇した。

東京工業品取引所の金先物取引も、前日比98円高の4657円と、「買い」の勢いは止まらない。世界的なカネ余りの資金が金に向かっていることに加えて、米景気の減速懸念と米株式市場の大幅な下落を背景に、投資家がリスク回避の姿勢を強めている。

世界的には金は「買い」が優勢なのに、日本では貴金属店やリサイクルショップに金を「売りたい」人が殺到している。田中貴金属工業によると、「割合としては3対1で売る人が多い」と話す。

ネックレス、指輪、金歯、金縁メガネ… リサイクルショップに売りたい客殺到

金は現金の「代替資産」として、また金は短期売買ではなく、「長期資産として保有する」商品として販売されてきた。コツコツと積み立てる人も少なくない。

そうした中で、いったいどんな人が金を売りに来るのだろうか――。その多くは女性で、高齢者が中心。そんな中に、希に若い女性がいる。テレビのニュースで「金の高値」を知った人もいて、少しでも高値で売ろうと金の国際価格と為替をみながら、使わなくなった指輪やネックレスを持ち込んでくるそうだ。

あるリサイクルショップは、金はリーマン・ショック直後も高値水準に上昇したこともあり、「値動きには敏感になっている」と話す。

売ったおカネで食事や旅行
前出のリサイクルショップによると、最近は一部の貴金属店が、自店で購入したお客以外は金を買い取らなくなったり、身分証の提示を求めたりするようになり、「鑑定書のない地金や切れたネックレス、指輪、男性の場合は金歯、金縁メガネの持ち込みが増えている」としている。

もともと「投資」として買ったものはなく、本当に不要になったモノを売りに来て、換金したおカネで食事をしたり旅行代に充てたりしているようだ。

金の高騰が伝えられる中で、「バブルがいつ弾けるのか」、不安もまた高まっている。著名な投資家、ジョージ・ソロス氏は2011年1月に「金はバブルだ」と指摘。3月までに約8億ドル(640億円)相当もの金を売却した。

ソロス氏といえば、相場を的確に読んで投資で儲けてきた、いわば「投資の達人」だ。そんな投資家が金を手放してことで、追随すべきかどうか、個人投資家のあいだで話題になったが、その後金はさらに上昇している。

いままた、専門家の中には「金バブルの崩壊」を指摘する声が高まっている。

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「リスクはゼロ」「安全有利」海江田経産相が安愚楽投資を「勧誘」

原発問題で注目を浴びる海江田万里経済産業相が、民事再生法の適用を申請した安愚楽(あぐら)牧場(栃木県)のオーナー制度を勧誘するともとれる記事を書いていたことが明らかになった。

経済評論家だった1990年代初頭、当時の複数の連載コラムで安愚楽牧場のオーナー制度を紹介。自らが肉牛のオーナーだったことを明かした上で、「『それならひとつ会員になってみようか』と思った人は〜」と、申し込み方法を紹介している。

制度が行き詰まった安愚楽牧場の出資者は7万3000人以上、債権額は4200億円以上にのぼる。「広告塔として被害を拡大させた」との批判も出そうだ。
牛のオーナー制度はリスクが低いとの議論を展開

「AERA」2011年8月28日号が「『広告塔』は海江田経産相」と題して掲載した記事によると、海江田氏は少なくとも3本の記事で安愚楽牧場について取り上げている。実際にこの3本の記事の中身を確認してみると、いずれも、高配当で比較的リスクが少ないことを強調したものだった。

例えば、「サンデー毎日」1990年7月22日号では、「モーモー牛さんも財テクの対象に」と題して、海江田氏本人の署名入りで、債権者集会で謝罪を続ける立場になってしまった三ヶ尻久美子社長の、社長就任披露パーティーの様子を細かく紹介した記事を書いている。その中で、

「実は私もこの牛のオーナーになっているのです」

ともカミングアウト。記事の途中には「平均10%の利回りで」という見出しも入り、利回りの高さを強調した。記事本文でも「財テクとしての利回りもまずますだと思いますが」と、オーナー制度を評価している。また、3つある会員コースの内容を紹介した後は、

「『それならひとつ会員になってみようか』と思った人は安愚楽共済牧場の預託事業センター(編注: 当時の記事には電話番号を記載)へ」

と、ご丁寧にも電話番号まで書いて申し込みの方法を紹介している。

また、「SAPIO」90年8月23日号では、

「10%配当に加えて新巻き鮭1尾!なかなか捨てがたい『和牛オーナーシステム』」

と題して、海江田氏が和牛のオーナーシステムと、競馬の共同馬主制度を対比する形で紹介。

「先ほどの牛のオーナーシステムは配当が決まっている確定利回りなのに対して、こちらの共同馬主のほうは配当が不定」
「牛のローリスク・ミドルリターンと、馬のハイリスク・ハイリターン、あなたはどちらを選びますか」

と、牛のオーナー制度はリスクが低いとの議論を展開している。この記事では、前出の3コースの内容を表にして分かりやすく説明している。
「保険でしっかり保障され、約束通りの金額が支払われます」

これら2つの記事から2年後に書かれた記事では、さらに「勧誘口調」が強くなっている。「女性セブン」92年7月2日号では、見出しに、

「貯金より有利な和牛オーナー制度のうまみ点検! 2年で年利6%、4年で9%にプラスαもある」

とうたい、リード文では

「夢があって安全有利なら申し分ない」

との記述も。オーナーに利益が還元される仕組みを説明する中では、

「この利益は利息とは異なり、年間20万円以下は申告不要ですから実質的に非課税貯蓄と同じです。しかも、この利益は申し込み時に確定していて、リスクはゼロ。たとえ、参加期間中に牛が事故や病気などで死亡してしまっても保険でしっかり保障され、約束通りの金額が支払われます」

と、「リスクはゼロ」とまで言い切っている。また、「SAPIO」同様、申し込み方法も紹介されている。

もっとも、海江田氏は前出のサンデー毎日の記事で、

「もちろんこの手のオーナー制度は銀行や郵便局の預貯金とは違いますから、法律で配当や元金が保障されているわけではありません」
「もし、この会社が何らかのアクシデントに見舞われて倒産してしまったら、配当や元金はどうなるのか、その辺りも自分自身でよく確かめてから決めてください」

と、一応の注意喚起はしている。だが、この程度の注意喚起では「広告塔」との批判は避けられそうもなく、民主党代表選出馬にも影響を与えそうだ。
posted by РМН at 00:00| Comment(0) | 某掲示板より転載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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