2012年02月20日

角栄家よりもっとヒドい石原家

この国の後進性の象徴のような目障りな存在はどうにかならないのか 

 このところの政界の劣化はあまりにヒドすぎる。国会審議の中心は田中真紀子のダンナ・直紀防衛相イジメ。議場の外へ目を向ければ「石原新党」をめぐる慎太郎都知事や伸晃自民党幹事長の発言に注目が集まる。

 だが、いまの日本はそんなくだらない話に付き合っているヒマはないはずだ。TPPは米国と交渉が始まり、米軍再編見直しで沖縄の普天間基地固定化が危惧される。消費税に年金問題、円高、景気、東北復興、原発事故……。政治が決断しなければならない国家の根幹にかかわる重要案件は待ったナシなのに、永田町は田中一家と石原一家に振り回されている。オソマツ極まりない。

 金権のオヤジ、騒々しいだけの真紀子、渦中の直紀の田中一家と老害のオヤジ、無能なムスコたちの石原一家 

 「直紀大臣の秘書官の交代は真紀子さんの入れ知恵じゃないかとウワサになりましたが、直紀氏はそれだけ妻の言いなりなのです。真紀子さんも夫をかばっていて、『パパは腹が据わっている。私と結婚しているんだから』と言い放った。ま、角栄さんが、真紀子はジャジャ馬娘だからと、従順でおとなしい直紀氏を婿入りさせたのですが、夫婦善哉は家でやってくれ、ですよ」(ベテラン秘書)

 真紀子を黙らせるために、輿石幹事長が直紀に閣僚ポストを与えたなんて揶揄された。その真紀子にしたって、10年前に外相を辞めた後は鳴かず飛ばずでただただ騒がしいだけ。オヤジの角栄がつくった金権選挙地盤だけは盤石なのかもしれないが、真紀子夫妻はもはやその存在が害でしかない。

 石原一家の“家族愛”はもっとヒドい。「東京より国家」と新党結成に勇ましいオヤジを、伸晃は「父は利用されている」と擁護してみたり、「ハムレットのような心境だ」と吐露したり。親子揃って、まるで政界が自分たちファミリーを中心に回っているかのようなヒーロー気取りの勘違いだから、鼻白む。

 「伸晃さんはいまだにパーティーの挨拶で、しょっちゅう父親をネタにする。幹事長になっても親父頼みが抜けない。一方で慎太郎知事も政治決断で親バカが顔を出す。昨年の都知事選出馬は『自民党内で伸晃の立場がなくなる』という妻の泣きが決定打になった。そのうえ、ファミリーの最大の懸案は『浪人中の三男の宏高さんをどうやって復帰させるか』ですよ」(都政関係者)オヤジは老害。ムスコは無能のボンでどうしようもない。 

 たとえ夫婦や親子でも政治家としては別人格のはずだ。一族のためではなく、国家国民のために働くのが仕事。ところが、角栄一家や慎太郎一家にはそういう常識は通用しない。政治評論家の森田実氏はこう嘆く。

 「本来、政治は高い見識と理念の下で行われていたはずです。しかしいまや、有象無象の政治家一家がオモチャをもてあそぶような世界になってしまった。田中一家は角栄が亡くなってずいぶん経つのに、いまでも角栄にぶら下がって生きている。半人前なのです。石原一家に至っては、慎太郎は裕次郎のおかげで有名になり、息子たちは親の七光で政治家になっただけ。劣化の連鎖に、真面目な国民はあきらめの境地です」

 小泉ファミリーも似たようなものだが、世襲一家をのさばらせる民主党と自民党。発展途上国並みの低レベルな日本政治の象徴である。
posted by РМН at 00:00| Comment(0) | 某掲示板より転載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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