麻生太郎は、簡単に竹中平蔵に洗脳されてしまったようで、
水道事業や学校をすべて、民営化するとCSISで言っている(44分あたりから)。
そもそも独占産業を民営化失敗例の典型は、日本のガス、電気事業で、
東電が最悪のケース。
http://www.youtube.com/watch?v=386OSRNSkCM&feature=youtu.be
つまりは麻生副首相も竹中平蔵と同じ様な連中だったということです。
海外では民営化の影響で利益率を重視し過ぎたために、浄水設備を手抜きにして
代わりに大量の薬剤を投入したというような事例や、料金を数倍に引き上げて、
支払えない人の水を全て止めるというようことが発生しているのです。
水道水の民営化というのは第二の東電を生み出してしまうことになるでしょう。
1999年、世界銀行はボリビア政府に
コチャバンバの市営水道会社を民営化するよう勧めました。
民営化すれば効率的な運用が可能になり、適切な料金で
適切なサービスが提供されるというのです。おまけに
民営化を実施すれば600万ドルの多国間債務を免除するという好条件付きです。
ボリビア政府は『飲料水および衛生法』という法律をつくり、
補助金も打ち切って、水道は民営化されました。
新しい水道会社は米国最大の建設企業ベクテル社の子会社でしたが、
すぐに水道料金を200%以上も値上げしました。
最低月額給与が100ドルに満たない町で、
水道の請求書は月額20ドルに達したのです。
20ドルは5人家族が2週間食べる食費に相当する金額。
当然、支払えない人たちが大勢出てきましたが、
その支払不能者には容赦なく供給を停止しました。
人間は水がなければ生きていけません。
高い水道水を飲めないので、不衛生な水を飲み、病気になる者も現れました。
ことの深刻さに、2000年1月「水と生活を防衛する市民連合」が結成され、
大衆動員によって市は4日間閉鎖。
1ヵ月たたないうちに何百万というボリビア人がコチャバンバに行進。
ゼネストが始まり、交通機関がすべて停止。集会で、
国民すべての水の権利を守る要求である「コチャバンバ宣言」が出されました。
政府は水道料金を下げると約束しましたが、その約束は守られませんでした。
維新の会の橋下氏らも水道関連を民営化しようとしていますが、
民営化の先にあるのは格差と安全や健康が無い社会です。
こんな社会にしないためにも、水道水などの重要インフラの民営化は
必ず阻止するべきです。