グループが21日、韓国の釜山で記者会見し、島が1905年に島根県に編入された
経緯を現地で調べたいとして、23日にも島に上陸すると明らかにした。竹島や、
近接する鬱陵島で日露戦争時の戦跡などを調査するとしている。
釜山の日本総領事館はグループに渡航の中止を求めているという。
グループは4月に発足した「『竹島の日』を考え直す会」の久保井規夫副代表ら4人。
22日に鬱陵島へ渡り、竹島上陸の機会を待つという。
久保井副代表は会見で「日本は日露戦争遂行のために竹島を島根県に編入し、
これが朝鮮半島の侵略につながった。日本政府が竹島の領土問題が存在すると
主張することは侵略を反省せず美化する態度だ。調査結果を広く知らせたい」と
述べた。
竹島には観光船で日本人も年間数十人が訪れているとみられている。