【オピニオン】福島第1原発への理性的な対応妨げる放射線恐怖症
実際は、かなりの数の調査によって、発がんリスクが高まることが統計的に認知できるのは、被ばく量が100ミリシーベルに達した当たりからだと考えられている。これは、日本が震災直後に設定していた地元住民の退避基準の5倍だ。しかも、多くの退避区域の実質的被ばくリスクはその基準をはるかに下回り、自然発生のバックグラウンド放射線をわずかに上回る程度だった。
驚くべきことに、原発事故を受けて、日本は食品からの被ばくに対する許容線量を半分の水準にまで引き下げた。放射線リスクの誇張に否定的な見解を広く訴えている英オックスフォード大学のウェード・アリソン教授(物理学)の推定によれば、その程度のわずかな放射線を含む食品を1トン食べても、CT(コンピューター断層撮影)スキャンを1度受けた程度の被ばく線量にしかならない。また、たとえ事故直後に福島第1原発から直接流れ出た汚染地下水を12ガロン(約45リットル)飲んだとしても、同じだという。
汚染地下水飲み干す
安倍のパフォーマンス
まだ?
汚染水を
おおいに
飲む会
ウェード・アリソンの主張に反証する、西欧における二つのチェルノブイリ研究について、手短にご紹介したい。一つ目は、リンショーピング大学のマーチン・トンデル博士と同僚による北部スウェーデンにおける癌の研究だ。トンデル博士は、放射能汚染レベルによる癌罹患率を検討し、スウェーデンがチェルノブイリによって汚染されてから、10年の間に、汚染が100キロベクレル/平方メートルである地域全てで、癌が11%増加したことを示している。福島原発汚染についての、国際原子力機関 (国際原子力機関)の公式数値は、原発から78kmまでで、200から900キロベクレル平方メートルなので、今後10年間、こうした地域に暮らす人々に対し、22%から90%までの癌増加が予想できる。
もう一つの研究は、小生自身がおこなったものだ。チェルノブイリ後、スコットランド、ギリシャ、ウエールズ、ドイツ、ベラルーシ、そしてアメリカの6ヶ国で、6つの異なるグループにより、幼児の白血病が報告されていた。
いずれにせよ、問題は内部被曝だ。ヨウ素131は、全身に回るわけではなく、甲状腺中と、血球にくっつくのだ。だから甲状腺癌と白血病なのだ。ストロンチウム90から、ウランに至るまで、DNAに化学的に結合する、体内放射性元素の全リストがある。こうした放射性物質は、DNAや、最後に落ち着いた組織に対し、膨大な局部的放射線量をもたらす。人体は、物理学が適用できる、一本の鉄線ではない。ウェードが用いている放射線量の概念は、内部被曝には適用できない。このことは、ICRP自身が、その刊行物中で認めている。
昨日ファミレスで
「手ごねハンバーグ下さい」って言ったら
「今日はあいにく手ごねハンバーグ の機械が壊れていまして…」って言われた (´・ω・`)