たとえば自分の事務所がある埼玉県の川口市ならば川口市生活保護法施行細則というページに必要な書類がそろっている(*注・川口市が水際作戦をやっているというわけではないので念のため)。
申請書が22種もあり、この中から必要に応じて間違いなく書類を書いて提出しなければいけない。非常に面倒な作業なので、行政書士等に作成の代行を依頼した方が良いだろう。役所が水際作戦で書類を渡さないのは、正式な書類が提出された場合、申請を却下するには正当な理由が必要だからだ。
書類がウェブ上に無い自治体はよその自治体のものを使っても良い、申請はファックスで送ってもいい、など行政書士によって色々と見解はあるようだが、これについては自治体ごとの(本来はやってはいけない)独自ルールもあるので門前払いされる可能性も十分ある。行政書士等と協力しながら書類の作成や申請作業を進めると良いだろう。
日本の生活保護の補足率は20%程度ではないかという指摘もある。実際には現在の5倍の受給者がいてもおかしくないという事だ。これは単純計算で現在の3兆円から15兆円まで生活保護費が増える可能性がある事を示している。受給者の半分近くを占める高齢者もどんどん増える。
■社会保障は誰かが負担しなければいけない。
生活保護でも失業保険でもセーフティネットのコストは必ず誰かが負担しなければいけない。前回の記事「ミクシィは絶対にリストラをやってません。〜追い出し部屋とベルリンの壁について〜」では解雇規制を緩和して企業が「失業保険」を負担するような状況は辞めるべきだと書いた。もし「失業保険」や「生活保護」を企業負担にする事が最適な形ならばそれでも良い。しかし実際には企業にセーフティネットを過剰に負担させると、雇用や賃金の抑制など、様々な問題が発生する。どちらにしろ誰かが負担しないといけないのならば、一番副作用が少ない国が負担すべきだろう。
■公平・公正で持続可能なセーフティネットの構築を。
解雇規制の緩和を訴えながら生活保護をもっと気軽にもらっていい、と言うのは支離滅裂にみえるだろうか。セーフティネットを企業から切り離すのであればその分をどこかでまかなう必要がある。結果的に失業保険や生活保護が増えるなら誰かが負担しなければいけない。
生活保護は減らせ、解雇はかわいそう、と場当たり的な対応を続けていけば、今後のさらなる負担増に到底耐えられない。全ての人が考えるべき事は、効率的な社会保障の運営という根本的な課題だ。
生活保護や働き方は以下の記事を参考にされたい。
生活保護や働き方は以下の記事を参考にされたい。
■女子大生でも分かる、3年間の育児休暇が最悪な結果をもたらす理由。
■生活保護費は増やしても良い。
■生活保護はもっと気楽に貰って良い
■追い出し部屋が出来る理由。 〜ミクシィは悪くない〜
■ミクシィは絶対にリストラをやってません。〜追い出し部屋とベルリンの壁について〜
冒頭に出てきた大学生に「水際作戦はやり方が間違ってるけど、ワカモノの負担を減らすためなんだよ。焼け石に水だと思うけどね」と言ったらどう反応するだろうか。きっと自分と無関係だと思っていた役所・警察OBの極悪非道な行いが自分の生活と繋がっている事に初めて気がつくかもしれない。今やるべき事は水際作戦や生活保護のカットでない事は間違いない。
まとめ
・社会保障費の負担はざっくりと年金が50兆円、医療費が30兆円、生活保護は3兆円。
・真っ先に削るべきは最も額が大きく、影響が少ない年金である。
・社会保障は誰かが必ず負担しなければいけない。
・今後の社会保障費の増額には年金をカットした分をあてれば世代間の格差は広がらない。
・場当たり的な対応をやめ、社会保障費全体で効率的な運用をしなければ今後の負担増には耐えられない。
>社会保障は誰かが負担しなければいけない。
払うことが出来ない貧乏日本国民57%に
利子で首が回らんだろう金額になったところで
生涯、利子だけ請求し続けるので
大丈夫
フライドポテトにチーズ乗せたり
肉にはちみつかけたりして
マクドナルドはこれで駄目だったら
どうするつもりなの
会社経A者なんもんで
マクドに並んでるとこみられたら
会社の信用に関わる
マクドナルドとか食う奴は
額に犬って刺青彫って私は社会の底辺だと叫んでるようなもの
ドライブスルーで買えば良いじゃん