まず、舛添さんは、『諸君』1996年10月号に、「巻原発『住民投票』は駄々っ子の甘えである」という文章を寄稿しています。「住民投票を礼賛する世論が衆愚政治を生み、大衆民主主義をおぞましい独裁に変えるのだ」というサブタイトルが付いています。
最後にこうあります。
「原発建設は国のエネルギー政策の一環であり、ある特定の地域の意向に左右されるべきものではない。基地問題についても同様で、国の防衛政策に関わる問題なのである。 一地域の住民が、住民投票という手を使って国の政策の根幹を覆すことができるとすれば、そのような国はおよそ国家とは言いがたいのである。」
「人口3万人の町が住民投票によって国の政策を拒否することができるとすれば、残りの1億2,500万人の日本国民はどこでどのように自らの意思を表明すればよいのであろうか」「ある地域が国の政策に対して反乱を起こすときは、最終的にはその国から独立する覚悟がなくてはならない。国からの補助金は懐に入れる、しかし国の政策には反対するというのでは筋が通らないし、それは駄々っ子の甘え以外のなにものでもない。」
基地であれ、原発であれ、事故が起きれば最大の被害を受けるのは地元の人々であり、地元です。地元の人たちが、命や健康を考え、基地や原発に反対をする気持ちは、十分 理解できます。
それを駄々っ子の甘え以外のなにものでもないとするのは極めて問題です。
自民党の石破幹事長が、沖縄の基地に関して、国が決めることであり地元が決めることではないと発言をして、沖縄の人たちの猛反発を浴びたことと全く同じ構造です。 人の気持ちが全く分かっていないのではないでしょうか。
また、福島の人々をはじめ、原発立地県や周辺の人たちの原発反対の気持ちを全く理解しているとは思えません。
舛添候補は、著書『母を思い国を想う』(読売新聞社、1998年)では、「臨海地域に原発と米軍基地を建設することを提案したい」と発言しています。
また、舛添さんはエネルギーについてたくさんの文章を書いています。「完全図解 日本のエネルギー危機」(東洋経済刊)を読んでみました。
「動燃の事故処理の町酒、原子力発電に対する国民の懸念を深めてしまったため、核燃料サイクルの確立が遅れている。核融合が近い将来実現する可能性が少ない以上、二重1世紀にはプルトニウムを活用した高速増殖炉(エフピーar (を実用化することが不可欠である。」
舛添さんは、高速増殖炉や核燃料サイクルのを確立すべきだということを常に強調をしています。高速増殖炉や核燃料サイクルは技術的にも全く目処が立っていないものであるにもかかわらずなぜ推進や確立をこのように強調するのでしょうか。
もう一つ、女性差別発言がひどいことにも改めて驚きました。
「僕は本質的に女性は政治に向かないと思う。たとえば、指揮者、作曲家には女はほとんどいない。女が作曲した曲に大したものがない。なぜか、と考えてみると、実は指揮者は政治家に似ていることに気づいたわけ。オーケストラを統率する能力は、女性は男性より欠けているわけです。作曲家が少ないのも、論理構成をして様々なパーツを上手にワンパッケージにまとめる能力がないから。これはシングル・イシュー・ポリティックス(単一争点政治)とも関係してくる。」「それから、体力の差ということでいえば、政治家は24時間、いつ重要な決断を下さなければいけないかわからない。そのとき、月1回とはいえ、たまたま生理じゃ困るわけです」「女は生理のときはノーマルじゃない。異常です。そんなときに国政の重要な決定、戦争をやるかどうかなんてことを判断されてはたまらない。」
月1回とはいえ、たまたま生理じゃ困るわけです
女は生理のときはノーマルじゃない
今日はここ見る意味ねーな
在日のDV男が
都知事では困りますね
池田大作先生が応援する以上
都知事は細川で決まり
自民終わったな
舛添氏には色々とスキャンダルがありますが、本当に性格の方まで腐っているようです(苦笑)。昨年に大型台風が直撃をして、住民の大半が巻き込まれるような大規模な土砂崩れが発生した伊豆大島ですが、1月17日に舛添候補がこの伊豆大島を訪問しました。
その時に舛添氏と接触をした島民の方からの話によると、舛添氏が被災者に怒鳴っていたとのことです。この方は「何しにきたの? 舛添さん」というタイトルでブログ記事を投稿しており、舛添氏が怒鳴っている瞬間の写真も載っています。
どうやら、舛添氏が訪問する前から「伊豆大島に来られるのなら、ぜひ被災者の会の事務局を訪れて下さい」というような事を呼び掛けていたのに、「被災者の会」や「被災住宅」等には一切訪問しなかったようなのです。で、その件について被災者の方が、「被災者の会にも来ないし、避難住宅にも来なかったじゃないですか?被災者の声を聞いて下さいよ」と舛添氏に言ったところ、舛添氏が「聞いたって言っているでしょう!!失礼でしょうが!!」と、逆ギレ。
ちなみに、舛添氏の前に伊豆大島を訪問した宇都宮健児氏はちゃんと「被災者の会」や「避難住宅」にも訪問をして、ちゃんと話を聞いていました。ブログを書いた島民の方は、「被災者の声もきいてまわらず、現地の有権者に対して政策の説明も特になく、土木工事の関連場所を重点的に視察して・・・この人は、本当に何をしにきたんでしょうか???」と、強い疑問の言葉を書いています。
男性被災者が、
「被災者の会にも来ないし、避難住宅にも来なかったじゃないですか?被災者の声を聞いて下さいよ。」
とさらに質問すると、
「聞きますよ。今、言って下さい。」
との言葉が返ってきました。
こちら側としては、他の多くの被災者の居る場所へ来て、ひとりでも多くの声を聞いてほしかったので、
「そうじゃなくて、避難者が暮らす避難住宅にも来ないで、それで被災者の声を聞いたなんて言えるんですか?聞いてないじゃないですか。」
と、必死に訴えました。
すると、舛添氏は逆上し、
「聞いたって言っているでしょう!!失礼でしょうが!!」
と、こともあろうに被災者に逆ギレしてきたのです!!
いやいや・・・普通は、被災者にお見舞いを言いこそすれ、どんなことがあったって逆ギレすることなどないと思うのですが、これが、私たちの都知事になろうとする人物なのだろうか・・・と、私も驚いてしまいました。
被災地を見に行くのはまあ当然のこととしても、砂防ダムなんかもしっかり視察してきたらしいので、
「被災者をスルーして、この人いったい何しにきたんだろう??土木工事の視察に来たのか??」
と勘ぐってしまいました。