野次馬 (2015年10月 3日 21:19) | コメント(1)
京都大学の名誉教授が、石油を作る方法を発明したというんだが、この教授、紫綬褒章まで貰ったこの世界での第一人者で、今までにも石油を食ったり、作ったりする不思議な細菌を発見したりしている。あのメタンハイドレートも、この細菌が作ったらしいというんだが、石油がどうやって作られて来たのか、という研究をやって来た人なので、いわゆるトンデモではないようだ。
京都大学名誉教授の研究グループが、炭酸ガスと水を使い効率的に石油を合成することに成功したと発表しました。
今中教授によりますと、水と石油を混ぜ合せた物質に炭酸ガスを含ませる手法により、水分が減少し、石油の分量が増えたということです。
合成油は精製する必要がなく、硫黄や窒素成分を含まないので燃焼時に地球温暖化ガスも出ないということです。
今中教授は今後、石油の量産システムの開発を行い、実用化を進めたいとしています。
京都大学の研究グループは18日、水と炭酸ガスから効率的に石油を作ることに成功したと発表しました。
研究チームの説明によるとまず、水の中にナノバブルと呼ばれる、非常に細かい泡状の酸素を送り込み、そこに紫外線を当てます。すると、一酸化炭素と水素が発生し化学反応が起こりやすい状態になります。
この状態でさらに石油を加えると、水と石油の間に特殊な「白い層」が発生します。
最後に炭酸ガス、つまり二酸化炭素を加えると、白い層の中で一酸化炭素と水素が化学反応を起こし、炭化水素、つまり石油ができるというのです。
今中名誉教授によると、この方法なら電気代3円で100円相当の石油を作ることができます。
さらに石油を作るのに二酸化炭素を使うため、地球温暖化の防止にも役立つということで、一石二鳥の技術となります。