ダルスマン報告者は、日本人拉致問題についても指導者の責任を追及すると発言しているが、わが民族同士は次のように反論した。
「『拉致問題』について騒ぎ立てているが、日本の反動層のデタラメなほらをそのまま広げる伝道師の役割をする前に、日本の過去と今日を直視してみることを忠告する」
「日本帝国主義は20万人に達する朝鮮の女性を拉致、誘拐、強制連行し、戦場を連れ回し、恥辱的な性奴隷を強要」
「100万人の無実の朝鮮人を虐殺するという天人ともに怒るべき犯罪的蛮行を何のためらいもなく敢行したのが、まさに日本帝国主義である」
北朝鮮は、今月6日に行った核実験についての声明でも、「米国は敵対勢力を糾合してありとあらゆる対朝鮮経済制裁と謀略的な「人権」騒動にこだわり、われわれの強盛国家建設と人民生活の向上を妨げて「制度の崩壊」を実現しようと血を食んで襲いかかっている」と述べながら、国連の人権攻勢に対して反発を強めていた。
ダルスマンが拉致問題にそれほど興味があれば、過去、日帝が犯した真の拉致行為、特大型反人倫的犯罪行為について糾弾すべきではないだろうか。また、政治的圧力やら刑事責任やらも、犯罪国家である日本のような国に適用すべきではないだろうか。
それにもかかわらず、ダルスマンが前世紀に、我が民族に計り知れない不幸と苦痛をもたらし、今に至ってもしらを切り続け、法的、歴史的責任から逃れようとし、言い逃ればかりしている日本反動層の側に立ち、被害者であるわれわれを冒涜する醜態を見せるとは、どれほど恥知らずなのか。
ダルスマンと言えば、国際社会でも、米国の手先だということは国際社会でも公然の秘密だ。特にこの者は、南朝鮮(韓国)はもちろん、日本のようなわが国の周辺国を巻き込み、彼らの気に入る謀略脚本を演出し、操り人形の役割をする汚い守銭奴、穀潰しである。
この者が、不合理な嘘とわれわれに対する誹謗中傷を行えば行うほど、反共和国敵対勢力から歓待され、金銭的報酬を得られることになっている。これは決して秘密ではない。ダルスマンがいたるところで自らの口で語っている事実である。