2016年02月11日

元安が急激に進み、資本の流出が止まらない。

 元安が急激に進み、資本の流出が止まらない。そんな中、新たな法律も準備中だという。

 「それは、年間10万元(約180万円)以上の買い物を海外でしてはいけないという法律で、いわば『爆買い禁止令』です。早ければ3月の全国人民代表大会に提出されて成立する見込みです」(同・李氏)

 習近平政権が突如として「爆買い禁止令」に踏み切った理由は、他にもあるという。中国共産党関係者が解説する。

 「安倍晋三内閣は暮れの12月24日、'16年度予算案を閣議決定したが、防衛予算は前年度比1・5%増の5兆541億円と、初めて5兆円の大台を突破した。しかも一番手厚く増やすのが、中国の脅威に対応する島嶼防衛予算だという。

 つまり、中国人が日本で『爆買い』したカネが、わが国への銃砲に使われるということではないか。日本軍国主義の復活を、わが国民が手助けしているようなものだ。習近平主席は、そのことに怒り心頭で、『中国人なら中国の物を買って使えばいいだろう』と述べている」


子供が片付けないので部屋に火を付けた母親逮捕
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000067840.html

埼玉県戸田市で、自宅に放火した疑いで71歳の女が逮捕されました。
女は「長男が部屋を片付けないため火を付けた」と話しています。

無職の佐々木榮子容疑者は7日午前9時前、自宅のマンション室内に
火を付けた疑いが持たれています。警察によりますと、佐々木容疑者は
会社員の長男(50)と2人暮らしで、取り調べに対して
「長男が日ごろから部屋に散らばった雑誌などを片付けず、
嫌気がさして火を付けた」と容疑を認めています。
長男が外出中に新聞紙を燃やし、長男の部屋に放り込んだということです。


うちもカーチャン(97)に捨てられそうなので
よく喧嘩するやあ
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フランスは、スーパーマーケットに対し、賞味期限切れの食品の廃棄を法的に禁止した

報道によれば、フランス上院は、満場一致で、新しい法案を可決した。この法律は、直ちに効力を発した。すでに今日5日、フランスの大手スーパーマーケットは、調味期限の切れる食品の廃棄が禁止される。それらは廃棄される代わりに、人道援助組織に回され、必要とする人々に配られる。
ブラジル対テロ当局、五輪中の「最悪の事態」に備える
c FOTOBANK.RU/GETTY IMAGES/ MARIO TAMA
ブラジル対テロ当局、五輪中の「最悪の事態」に備える
また新しい法律の中では、故意に食品を廃棄したスーパーマーケットに対する罰則も規定されている。これまで多くのスーパーは、倉庫周辺に集まる失業者やホームレスの人々が食べられないように、食品を故意に「損なって」きた。
この法案の採択に向け尽力した活動家達は、こうした措置が、EUレベルで取られるよう期待している。
先に伝えられたところでは、ブリュッセルのレストランには、メニューに「残飯」から作られた料理がお目見えするとのことだ。


続きを読む http://jp.sputniknews.com/europe/20160206/1560583.html#ixzz3zROVvSEM


田母神 俊雄 第29代航空幕僚長
2時間前

これは素晴らしいことだと思う。賞味期限が切れたってどうってことない。私も卵などは1か月くらい過ぎても食べているが腹をこわしたことはない。どうせ食べてる人間も賞味期限が切れている。


日本で年間に廃棄される約2千万tの食品は、それによって全世界の飢餓を救える量だという。
ところが、日本国内にすら生活保護世帯が200万近く存在し、その中には飢餓に瀕している人もいる。
ここからわかることは、世界の貧困や飢餓問題は、“量”の問題ではなく“分配”の問題だということだ。
分配を資本の原理にだけ委ねるなら、国家も政府も要らない。

日本政府も食品廃棄問題を真剣に考えるべきだ。


http://netgeek.biz/archives/65755
日本ではセブンが仕掛けた恵方巻で、大量廃棄が問題になってます。


恥ずかしいことですね。。


http://lite-ra.com/2015/10/post-1590.html

失業者、ホームレスを対象としているようだが、仮に日本で導入することがあれば、給食費を支払えない(支払わない)家庭の子供たちも対象として欲しい。
給食費の未納は大体1%。


1000人の学校で10人。小学生は大体600万人なので6万人。食べ盛りに思うように食べられない子供たちにまずしっかりと食べさせたい。


「この法案の採択に向け尽力した活動家達は、こうした措置が、EUレベルで取られるよう期待している」
➡ご尽力された方々には頭が下がります。世界を変える活動だと思います。

昔からもったいない精神の根付いた日本人にも通ずることがありますね。
先日ある方からお聞きした話には感服でした。
布巾として使っていた布。汚れがひどくなれば、雑巾に。ここまでは理解できますが、雑巾としても使えないほどボロボロになれば、細く長く裁断して、くるくる巻き蚊取り線香に。そして、燃えて残った灰は花壇に蒔いて肥料にしているとのこと。まさに、エコです。凄いですね。


ていうけど
誰が責任を取るか
て話だよな
賞味期間切れで食中毒なんかされたら
大金毟り取られるの
スーパーじゃね


これは、売れ残りを回避しようと、スーパーは仕入れを絞りそうです。
これでは、棚がスカスカの売れない個人商店のようになり、業界が衰退する。

格差問題は、経済や国家や地域全体の問題。これをもともと待遇が良くない小売業に負担を押し付けるのは、不合理です。

また、日本人は食品に限ったことではないですが、過度の安全信仰がある。廃棄を前提とする食品には、腐敗や劣化のリスクがある。もしも事故があったとき、バッシングされるのは小売店の現場です。

日本固有の問題として、食品廃棄に罰則を設けると、地下流通マーケットが活性化するでしょう。


製造、生産へのしわ寄せがすごいでしょうね。すなわち雇用も減ります。ムダな物を作りまくり、売りまくり、捨てまくるのが、好景気だとおもうんですが、不景気をあおるこの施策は資本主義でどんな意味を持つのか興味深いです。


公式に横流し


日本でも、一部のボランティアがやってるし、単に廃棄じゃなく肥料や飼料にしてる廃棄業者もある。
これを禁止するのはいいが、日本だとその期限きれをどうするのかがポイント。人道支援といっても誰に与えるのか、またそれに対する安全責任でも揉めそう。
「自己責任でお願いします。一般的にはこの食品は食べれますが、これについて一切責任持ちません」といって、どこかで配ることが許されるかな?
また、それ食って何かあったら「知らなかった」だの何だの言ったりするのじゃないかな?
行政が守るお子様国家なところがあるから、こういう施策が進まないんだよね。モンスター消費者の意見を聞き入れすぎ。


たぶん、生産量を減らすと思う。


セブンイレブンで買えば120円だけど
翌日アブヤスで買えば60円
www


田母神さん面白すぎます、、
たまご一つ一つに賞味期限のシールが付いていたり、クリームを使ってないパンの賞味期限が本日中だったり、厳しすぎないか?と思っていました。コンビニ、スーパー、ファストフード、レストランの繰り返される大量廃棄。ここでもクレームを恐れ、先回りする社会の表れが。


食中毒などが発生した場合の責任問題を解決するために、日本での導入にはまず、good Samaritan lawの制定が必要だと思います。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/善きサマリア人の法


日本の場合、現状の廃棄コストとの乖離を小さくするか何らかのインセンティブがつくシステムを考えることが必要。廃棄を前提としている現状のままだと陳列される品が量的にも種類的にも極端に減るようなことになる恐れがあります。


確かにセブンイレブンは他と比べ値引き販売やりませんね。しかし利益出しているという事は廃棄コストを通常価格に上乗せですから我々消費者が皆んなで負担して居る事になります。
逆に言えば1)業者の納入価格Upできる。2)定価を安く出来る。社会にとっては良い事ばかりです。
値引きすると値引き時間まで買い控えで定価品の販売が減少なんてケチなこと言わずに何か良いアイデア出して下さい。


善きサマリア人の法(よきサマリアびとのほう、英:Good Samaritan laws、良きサマリア人法、よきサマリア人法とも)は、「災難に遭ったり急病になったりした人など(窮地の人)を救うために無償で善意の行動をとった場合、良識的かつ誠実にその人ができることをしたのなら、たとえ失敗してもその結果につき責任を問われない」という趣旨の法である。誤った対応をして訴えられたり処罰を受ける恐れをなくして、その場に居合わせた人(バイスタンダー)による傷病者の救護を促進しよう、との意図がある。

アメリカやカナダなどで施行されており、近年、日本でも立法化すべきか否かという議論がなされている。


食べ物を粗末にしない政策という面ではいいんだけど、「貧乏人は古い飯を食え」政策という形にならないようにしないと、フランス社会の分断のタネの一つにもなりかねない気がして、不安も感じるニュース。
パリのバンリューに住む人々に密着したドキュメンタリーをNHKBSで見たが、テロや犯罪とは一線を画したいと思っている若者であっても、フランス社会には「自由、平等、博愛なんてどこにもない」と怒っており、ユダヤ人が国を牛耳っているというネットの陰謀論に傾倒している姿が映し出されてきた。まるで日本の「草の根保守」みたいだと思ったが、そういうマインドセットの中で彼らの目にこうした政策がどう映るのか。


”一連の法律によって、店舗の面積が400平方メートルを超えるスーパーマーケットは賞味期限切れなどで販売できなくなった食品を処分することができなくなる。
売れ残った食品は慈善団体に寄付するか、家畜の飼料や肥料に転用しなければならなくなり、法律に従っていることを証明するため、スーパーマーケットは慈善団体と契約を結ぶことも義務付けられる。”

”フランスのレクスプレス誌によると、フランス国民1人あたりの年間の食品廃棄量は平均20〜30キログラムになるという。これはマクドナルドの「ビッグマック」139個分に相当する量だ。
これを金額に換算すると、一年で120億〜200億ユーロ(約1兆6000億〜2兆6700億円)が無駄にされていることになるとレクスプレス誌は報じている。
この膨大な量の食品廃棄物を減らすため、フランス政府は3年前に、廃棄される食品の量を2025年までに半減させるという大胆な目標を打ち立てていた。”
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今井絵理子の参院選出馬決まる選挙応援でSPEED再集結も!?

 女性4人グループ、SPEEDの今井絵理子(32)が、今夏の参院選で自民党から比例代表で立候補することが決まり、9日に党本部で出馬会見を開くことが8日、分かった。この日の党役員会で公認が内定した。今井は04年に出産した長男に聴覚障害があったため、ボランティアなどにも積極的で、子育てや福祉の政策に取り組むことや故郷・沖縄の票集めに期待されている。選挙応援ではSPEEDの“再集結”などが予想され、目玉となりそうだ。

 伝説的なガールズグループから政界へ−。今井の新たな挑戦が決まった。自民党役員会で公認が内定した今井は9日に党本部で会見を開き、正式に出馬を表明する。

 現在はSPEEDのツインボーカルだった島袋寛子(31)と昨年結成したユニット「ERIHIRO」などで音楽活動を積極的に行っているが、今後は“政治一本”に専念する見込みだ。

 今井は、04年に結婚したロックバンド・175RのSHOGO(35)との間に同年、長男が誕生。しかし07年に離婚しシングルマザーとなった。08年には長男が感音性難聴だったことを告白。以降は習得した手話を使ったイベントを開くなど、ボランティア活動に精力的に参加してきた。

 これらの活動に自民党は着目。子育てや福祉など、安倍晋三首相が掲げる「1億総活躍」といった政策を体現でき、また圧倒的に人気のある沖縄での票の掘り起こしができると白羽の矢が立った。

 期待は若者層へのアピールだ。今回から選挙権年齢が18歳に引き下げられる予定とあって、これまで以上に知名度が力を持つ選挙戦になりそう。SPEEDはボーカルとダンスを融合したグループの元祖として根強い人気は健在。明るくクリーンなイメージは“10代参入選挙”の最大の目玉といえそうだ。

 また、選挙応援にはSPEEDの島袋のほか新垣仁絵(34)、上原多香子(33)の再集結や、DA PUMPなど後輩らの“参戦”も予想され、他候補にとっては脅威となりそう。まずは今井の所信表明に注目が集まる。
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2016年02月10日のつぶやき




























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しゃぶばばあプロフィール

しゃぶばばあプロフィール

ニュースで最近まで「密売人女性」と呼ばれていた
「群馬のシャブばばあ」とは、どんな人物なのでしょうか。
プロフィールを整理してみました。

年齢・経歴

・年齢は中高年ということなので45〜55才であると推測
・元会社社長
・その筋の関係者の元交際相手
・長年にわたり覚醒剤の密売をしている

交友関係・人脈

・清原和博容疑者とかつて親交があった、
・プロのスポーツ界に広い人脈を持つ
・アダ名には、悪人の意味も込められている

拠点

・覚醒剤の大型密売拠点「密売センター」と呼ばれている
・北朝鮮など海外から密輸した大量覚醒剤が保管されている
・群馬県南部の市(太田市予想)を拠点にして、部下を使って覚醒剤を密売中
 ※最近、太田市には、群馬県外のナンバーをもつ
 覆面パトカーが多く出没している模様ですので、
 これは清原和博容疑者の捜査で太田市に来ているのではと推測されています。

自宅

・「シャブ御殿」を建てた
 覚醒剤の密売を長年続けて得た大金で、群馬に豪邸を建てたようです。
 「シャブ御殿」と「密売センター」は同じ建物かもしれません。


「群馬のシャブばばあ」は、海外から大量に仕入れた覚醒剤を
群馬県発で国内に密売して大金を稼いでる模様です。
年齢は中高年で、アダ名が「シャブばばあ」なので、
もしかしたら女性として生きるよりも
開き直って「シャブばばあ」の道を突き進んでいるのかもしれません。


OKストア 春野菜のビビンバ丼 299円
http://ok-bento.seesaa.net/article/414044564.html


元プロ野球選手・清原和博容疑者(48)の覚醒剤入手先候補に突如、群馬県が浮上している。

群馬県内では有名な通称「シャブばばあ」と呼ばれる暴力団関係者の女性から購入し、ラブホテルで使っていた――そんな報道が飛び出すと、「群馬県はシャブの原産地か」と驚く声や「何をしていた」と群馬県警を責める声がネットに広がった。しかし、県警の担当者は取材に「報道が先行している。むしろこっちが色々教えてもらいたいくらい」と複雑な胸の内を打ち明ける。


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自分より貧しい人に囲まれて暮らすとお金持ちになれる?

自分より貧しい人に囲まれて暮らすとお金持ちになれる?
これぞオクシモロンですね。世の中は、白か黒でもなく、何事にも相反する部分が混じっています。私は常に「自分より成功している人、優れた人に囲まれよ」と口酸っぱくいっていますが、お金の使い方まで影響されるべきではないと思います。
「下町を馬鹿にするものはお金持ちになれない」というのはその通りだと思います。これは、あくまで支出面の話で、そこをカットして貯蓄に回すという話ですが。逆に、収入やネットワークを増進するためには、違う話だと思いますが。
お金持ちに囲まれて自分もお金持ちになったつもりで、バンバン使うのがまずいのは当たり前です。


ボストン大学社会学教授のジュリエット.B.ショア教授が、アメリカの大企業で正規雇用者として働く人々(中流階級および中流階級上層)を対象にした調査では、2つの興味深い傾向が判明しました。

(1)自分より貧しい人に囲まれて生活すれば、どんどん豊かになる(お金が貯まる)。
(2)逆に、自分があこがれていたり、こうなりたいと思っていたりする上位集団に囲まれて生活し、そうした集団に無理してついていこうとすると、貯金はどんどん減る。

今回、私が特に掘り下げてみたいのは、(2)です。

教授によれば、人は誰もが周囲の見えない同調圧力の影響を受けやすいため、コツコツと貯蓄しようと思ってもこの圧力によって消費行動に走ってしまい貯蓄は増えない、ということです。

将来、富裕層になることを目標としたい読者であれば、ちょっと気になる調査分析かもしれません。周囲につられてモノをいっぱい買ってしまう。お金を浪費してしまう。この由々しき問題を解決する方法はないでしょうか。例えば、こんな対策はどうでしょうか。


周囲に自分より経済的な上位集団が多い場合は、引っ越すのです。引っ越す先は、その地域で自分の収入がトップクラスとなるようなエリアです。つまり、あえて「ダウングレード」して住むということです。


どんな町にも山手と下町があるかと思います。そんな中で、下町を選んで住むということも1つの手段かもしれません。こんなふうに考えてみてください。

海外駐在員の方が、物価の安い発展途上国で働く時、本国(日本)の水準で給料をもらっていれば無理なく貯金できるはずです。アジアの国にいくと、運転手付き、メイド付きでも日本に比べて生活コストが安いことが多いです。結果、お金が貯まる。ある意味、会社から「下町」へ引っ越すことを命じられたおかげで、貯金できるのです。

国内転勤でも、同じことが言えます。

東京本社採用の方が、地方転勤で物価が安い地域に赴任した場合、給料は通常、東京の水準で支払われるはずです。地方は光熱費が高いケースがあり、家電製品なども東京より高いことがあるので、地方生活のコストが常に安いとは言い切れませんが、全体的に見ると東京にいるよりも貯金できます。


では、もっと近場、例えば通勤エリア内などでこれと同じ貯金効果を生むことはできないでしょうか?

できます。

東京都民の平均所得*は、トップが港区で932万円、最下位が足立区で319万円です。ただし、これは納税義務者の平均ですので、世帯収入でいくとこれの何割り増しかにはなると思います。

*都総務局行政部区政課「平成26年度市町村税課税状況等の調査」の区の総所得を納税義務者数で割って算出。

同じ東京23区内においても、平均所得には実に3倍の格差があります。

そして、各区の生活関連施設(スーパーなど)の価格相場は平均年収と一定の相関関係があります。食料品の価格相場や、駐車場の10分あたりの額、幼児教室の授業料など何もかもが大幅に違っています。レートが異なるのです。

現在、港区に住む平均的な所得の人には、知らずのうちに消費を増やす方向への圧力がかかっていると想像できます。しかし、前出の教授の論を当てはめると、同区からもっと平均年収の低い他の区へ移り住めば、消費を減らす方向への同調圧力がかかってくるということです。


では、同調圧力とは具体的にどんなものでしょうか。

例えば、引っ越した先の地域で自分の子供だけが高級ブランドの服を着て、“浮いて”しまったら……。学校の級友からいじめを受けるかもしれない、と母親は感じるかもしれません。子供だけでなく、ママ友からの壮絶ないじめの可能性も否定できません。妬み嫉みのたぐいで、あることないこと陰で悪口を言われるかもしれません。そんな危険を察知して、「脱ブランド化」します。同調することで危機回避するわけです。

最初は経済格差にまつわるそうした周囲の反応に当惑することもあるでしょうが、目立つことを避けて周囲の人たちの生活水準に合わせることに抵抗がなくなれば、案外楽なものかもしれません。例えば、住む家はあれこれ物件選びに悩むことなく賃貸に決定、外食は基本ファミレス、車は所有しないか軽自動車という具合に、着るのは◯◯、遊ぶ場所は△△、旅行は□□とダウングレードしていく。

年収932万円だけど、年収319万円生活のでき上がりです。


ところで、いま人気になっているふるさと納税は、年収932万円で夫婦と子ども1人の家庭なら年間約15万円を納税できます。これにより、「見返り」としてもらえるお米を含むかなりの食料が「無料」で賄えることになります(ちなみに、ふるさと納税3万円で、お米なら60kg入手可能)。

こういった生活を続ければ、年収900万以上の方ならおそらく毎年最低でも500万は貯金できるのではないでしょうか? これが、将来的に目指す複数の「財布」、つまり事業所得、不動産所得、配当所得のベースの種銭≠ノなっていきます。

富裕層への道は、給与所得を増やさずに他の所得を太らせていくことがポイントですが、種銭をつくらなければどの種類の所得もスタートを切ることができません。


資産形成の初期の段階で、自分の収入が周囲より低いのに、見栄や同調圧力などによって分不相応の場所に住むような行為をしていては、大事な種銭を貯められません。これは将来的な資産形成に十分な致命傷を与えるインパクトがあります。

住む場所の見直しは長期にわたる貯蓄への影響が大きいため、思っている以上に重要な検討事項となります。


ただし、この見直しは、その場所に将来ずっと住まなければならないことを意味しません。

不動産所得、配当所得などの運用所得が積みあがってきて、次の場所に移ってもその場所で十分にトップクラスの収入を得ている状況が確認できるのならば、問題はありません。

「自分より上」の人が多くなければ、段階的にアップグレードしていくことは許されるのです。生活を向上させながらストレスをためずに貯蓄額を増加させるという両立が可能になってきます。

最初のダウングレードした家はいずれ引っ越すことを前提とするという意味でも、家を購入するのではなく賃貸にすべきでしょう。住宅投資によって資産を構築する方法についてはまた別の機会にお話ししたいと思います。


しかしながら、種銭を貯めるために住環境の見直しをするという話をすると、「高収入貧乏の谷**」にはまり込んでいる人たちはこんな反論をすると思います。

**年収1200万〜3000万の高収入世帯でありながら、生活コストが多く、貯金ができない家庭

「足立区は毎日犯罪が起こっていて環境が悪いから、生活コストが安くても子供の住む場所としてふさわしくない」

実際、足立区が「防犯ボランティアフォーラム2011」で発表している、「他区から見た足立区のイメージ」は次のようなものです。

・スウェット・ジャージで出歩いている人が多い。
・若者がコンビニの前でたむろしている。
・ニュースで流れる事件発生場所で、足立区の名前をよく聞く。
・自分は大田区(田園調布)に住んでいるが、足立区は治安が悪いと思う。
・足立ナンバーの車は、怖い人が乗っていたり、車高が低かったりするものが多い。


本当にそうでしょうか。「足立区は住むには適さない」という反論の根っこにあるのは、単なる競争的消費の生活からのダウングレードを「都落ち」と考えるちっぽけなプライドによる偏見ではないかと私は考えています。なぜ、そう断言できるのか。


本当にそうでしょうか。「足立区は住むには適さない」という反論の根っこにあるのは、単なる競争的消費の生活からのダウングレードを「都落ち」と考えるちっぽけなプライドによる偏見ではないかと私は考えています。なぜ、そう断言できるのか。

警視庁の自治体別刑法犯発生件数を元に人口1000人あたりの平成26年の犯罪発生件数を計算するとトップ5は次の通りです。

千代田区 66.34 
渋谷区  27.86
新宿区  25.42
台東区  23.20
豊島区  22.48

そして、問題の足立区は11.27とトップの千代田区の人口1000人あたりの犯罪発生件数の約6分の1に過ぎず、23区内でランキング15位とむしろ犯罪が少ないほうから数えたほうがいいくらいです。

これらの区の平均年収と23区でのランキングは次の通りです。

千代田区 779万円(2位)
渋谷区  685万円(3位)
新宿区  479万円(8位)
台東区  382万円(16位)
豊島区  407万円(11位)

これを見ても、年収の高低と人口1000人あたりの犯罪発生件数には明確な関連性は見いだせません。


穴場「北千住」は富裕層のゆりかごだ

犯罪は人間が起こすことなので、区の人口と面積その他どの要因が犯罪発生件数と結び付いているかを考えていかなければならないでしょうが、少なくとも平均年収が低いエリアと治安の悪さとに相関関係があるとは言えないのではないでしょうか。

ちなみに、足立区では地域や警察などと連携して「ビューティフル・ウインドウズ運動」というものをやっているそうです。

足立区の公式サイトにはこうあります。

〈アメリカ合衆国ニューヨーク市は、軽微な犯罪を取り締まることで凶悪犯罪を抑止し、治安を回復させました。これは、割れた窓ガラスを放置するような軽微なことから地域全体が荒廃し、犯罪も増えてしまうという「割れ窓理論(ブロークン・ウインドウズ)」による対策です。これを参考に、「美しいまち」を印象付けることで犯罪を抑止しようという区独自の運動が「ビューティフル・ウインドウズ」です〉

具体的には、地域防犯ボランティアによる見回り、区内全域での歩きタバコの禁止、自転車盗難されにくいシリンダー錠の推進、通学路や公園に花を植える美化運動などがあげられます。

繰り返しますが、足立区は他の区と比べて犯罪発生件数が多いわけではありません。「高収入貧乏の谷」の方が、そこに居を構えることに抵抗感を感じるとすれば、はじめに結論ありきで決め付けているからかもしれません。

住まいにおけるブランド志向を持つことは悪いことではないとは思いますが、その人の資産形成過程に応じた分相応の場所にしないと結果的にはランクアップできないまま停滞してしまうリスクがあります。

足立区にある北千住は常磐線、千代田線、日比谷線、伊勢崎線、つくばエクスプレスなどが乗り入れていて世界で5位の年間5億5000万人が乗り降りしています。「日本で」じゃないですよ。「世界で」です。利便性は抜群にいいです。

とはいえ、リクルートsuumoの「住みたい街ランキング2015」にはまったく名前が挙がってきませんが、「穴場だとおもう街ランキング2015」では北千住が1位を獲得しています。

「憧れやネームバリューよりも、交通利便性、住み心地、コストパフォーマンスを優先したい人にはおすすめだ」(suumo)ということです。

未来の富裕層を目指して、下町の賃貸アパートからはじめの一歩を踏み出すというのもありなんじゃないでしょうか?
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