7月参院選での自民党の“目玉候補”として立候補を表明した今井絵理子氏(32)。人気音楽グループSPEEDのボーカルとして活躍する一方、聴覚障害のある長男(11)を持つシングルマザーとしても知られる彼女は若い子育て世代を取り込む逸材として期待される。
出馬発表直後には地元・沖縄の同級生で、1年半ほどの交際の末に現在は半同棲しているという地元・沖縄の同級生男性A氏の存在も報道されたのだが、このA氏には風営法・児童福祉法違反容疑での「逮捕歴」があった。2月22日発売の週刊ポスト(3月4日号)が報じる。
同誌の取材によると、A氏が沖縄県那覇市にある歓楽街、松山で「風俗店」を始めたのは数年前。その後、今井氏と同窓会で再会して交際がスタートした。
今井氏と付き合って以降も、A氏が風俗店の経営から手を引くことはなかった。彼がその世界と縁を切り、内地に移るきっかけとなったのは、皮肉にも彼の「逮捕」だった。
2015年3月、中学生を含む少女3人にみだらな行為をさせたとして、店員の男性と2人で風営法・児童福祉法違反の容疑で那覇署に逮捕されたのだ。当時の地元紙・沖縄タイムスにはこう報じられている。
〈那覇市松山のテナントビルの一室で、14歳の女子中学生と16歳と17歳の無職少女2人を雇い、男性客相手にみだらな行為をさせた疑い〉
〈A(紙面では実名)容疑者は行為を認めたが「自分一人でやった」と一部否認しているという〉
週刊ポストの取材に、改めて那覇署はA氏を逮捕・送検した事実を認めた。ただしその後、検察による起訴にはいたっておらず、A氏はひと月も経たずに釈放されている。
地元紙の警察担当記者によると、「風俗店を逮捕だけして処分保留にするのは、警察が見せしめのためによくやる手」だという。実際にその風俗店で働いていた元店員の男性は同誌の取材に、「中学生を雇っていたのは事実で、自分が逮捕されなかったのは本当に幸運だった」と振り返る。
釈放されたA氏は、ただちに風俗店を畳んだ。
A氏は現在、障がい児童デイサービスで働いているという。今井氏自身、週刊文春2月25日号でA氏が初恋の人だったと明かし、「息子は『再婚してほしい』と望んでいいます」と断言して事実上の婚約者だと認めている。
A氏が「まじめ」になったなら何よりかもしれないが、それですべてチャラになったわけではない。彼は沖縄で風俗店のほかに、飲食店や貸金業にも手を出しており、そのために方々からカネを集めていた。その借金は、いまだに返されていない。実際、「裏切られた」と憤る飲食店経営者もいる。
東京に住む今井氏を訪ね、子供が出かけたことを確認してからインターフォン越しに話を聞いた。
──Aさんが昨年3月に逮捕されたとの情報がある。
「すみません。プライベートなことなので、事務所のほうに確認していただいて」
──知っていたのか?
「(しばらく沈黙の後)事務所に聞いてもらえますか?」
その後、今井氏の所属事務所から回答があった。
「今井に確認したところ、『経営を譲渡した店で事件が起こったが、本人は不起訴になったと聞いています。それ以上の詳しいことは判らないです』とのことでした。また、本人のプライベートな問題については、回答を控えさせて頂きます」
もちろん、A氏と今井氏が「まじめ」に交際すること自体を否定するつもりはない。だが、今井氏が「シングルマザー」として子育て世代からの集票を見込んで出馬する以上、中学生を風俗店で働かせていたA氏の過去が、影響を与える可能性は高い。そもそも自民党は、この“目玉候補”の交際関係について、しっかり身体検査したのだろうか。
これのこと?
沖縄で中学生の風俗嬢が摘発
沖縄の宜野湾で、風俗営業禁止区域で営業していた容疑で風俗店の経営者と従業員が逮捕され、その店には中学生を含む4人の未成年がいたらしい。
風俗店に中学生ら少女4人=禁止区域営業容疑で2人逮捕−沖縄県警
風俗営業の禁止区域で性的サービスを提供する店を経営したとして、沖縄県警宜野湾署は21日、風営適正化法違反(禁止地域内営業)容疑で、経営者金城太一(33)=住所不詳=、従業員中島光(30)=那覇市首里大名町=両容疑者を現行犯逮捕した。2人とも容疑を認めている。
同署は20日深夜、那覇市松山の金城容疑者の風俗店を家宅捜索。店舗には中学3年の女子生徒(14)を含め、18歳未満の少女4人がおり、同署は児童福祉法違反などの容疑でも捜査する。
店舗は那覇にあったのに、動いたのは宜野湾署って、未成年の店員らが宜野湾に住んでいたんだろうか?