「パヨク」とは「劣化した左翼」の意で、元アイドル千葉麗子さんが、故郷・福島の原発事故を契機に反原発運動に参加したが、
その活動に疑問を持ち、「パヨクやめた、全部ぶちまけます!」と、この本をまとめた。
「パヨクやめた」という場面は、次のように描かれている。
…こっちが必死で「原発反対」ってシュプレヒコールを叫んでいる横で歌や踊りに興じられるのは、はっきり言つて迷惑であり、不愉快でした。
いきなり沖繩民謡が始まったり、サンバが始まったりした時は、踊りに興じる連中を見て本気で怒りを感じたものです。
沖繩民謡もサンバも福島に何の関係もありません!
そのうちに、デモへの一般参加者も減り、ついには共産党の機関紙『赤旗』に首都圏反原発連合のチラシを挟んで配布し始めた。
これでは共産党の運動そのものになってしまうと、千葉さんは「やめてほしい」と申し入れたが、聞き入れられなかった。
一体自分は今まで誰のためにここまで体を張って頑張ってきたのか、
福島のためと始めた行動が共産党に利用されたのかと、最後の方は本当に悔しくなってきました。
その時100〜200人くらいが集まった国会前で、マイクを握っていましたが、
「こいつらのためにやってんじゃない!」「もうやってらんねぇよ!」とマイクをポーンって投げました。
デモでは物販もしていた。日本共産党の参議院議員・吉良よし子のフォトブックも売っていて、
「なぜ吉良よし子氏だけ? もうわけがわからないというか我慢の限界でした」と千葉さんは思った。
コアメンバーには交通費も出ていて、千葉さんは清算用紙も見たことがある、という。共産党の丸抱えの運動だったわけである。
共産党が幅を効かせるようになって、デモに音楽や踊りを取り入れるようになった。学生運動の華やかりし頃、日本共産党傘下の日本民主青年同盟(民青)は、「歌って踊って日共民青」などと揶揄されたように、大学のサークルのように勧誘をしていたので、その一つ覚えだろう。
「もうわけがわからない」
カンパもたくさん集まっていました。…特に高齢者の参加者が千円札や五千円札をカンパ袋にどんどん入れてくれるんです。
もちろんカンパした人は善意からなんですが、受け取る方には、そのお金で生活している人がいるっていうことを聞きました。最初は耳を疑ったのですが、デモに入り浸っている人には、確かにきちんとした仕事をしていない人もいて、どうやって食べていくかとなると、カンパをあてにするしかないということらしいです。
反原発派はこの問題にしがみついていた。たとえば福島原発の地元の井戸川克隆・前双葉町長は、福島にいると鼻血が出ると語って有名になった人物だ。こういう人物をイベントに呼ぶ。
井戸川前町長が登場した、ある漫画では、登場人物が原発構内の見学後に鼻血を出した、というシーンがある。
「原発やめろ」が行き詰まってくると「差別をやめろ」
いよいよ反原発運動では一般人を集められなくなると、彼らは衣替えをした。平成25(2013)年の春、「レイシストをしばき隊」が登場。この団体は「在日特権を許さない市民の会」などの活動に対抗すべく結成された市民団体である。
しばき隊のリーダーは首都圏反原発連合でも中枢にいて、かなりのコアメンバーは同じだという。千葉さんは反原発連合のメンバーに連れられて、一度だけ「しばき隊」のイベントに行ったことがあるが、首都圏反原発連合のマークをつけた拡声器をそのまま使って「原発やめろ」と同様に、「差別やめろ」とやっていた。
叫ぶスローガンは違えど、スタイルは全く同じだった。
「反原発」は人集めの手段
反原発運動の正体については、千葉さんの次の指摘が的を射ている。
私が脱原発・反原発のパヨクから離れた理由のひとつに、彼らが本心から原発のことを考えて行動しているわけではないという疑念がありました。原発事故や福島の状況を理解し、共感してでの行動ではなく、原発問題を訴えると注目される、つまり政治的目的などのために脱原発を主張し、その運動に乗っかり、利用しようとしていたのではないかということです。
反原発とは、共産党による人集めの手段であった事は、今まで見てきた経緯から明らかだろう。
左翼は昔から「革命という目的のためには手段を選ばず」を伝統としているが、その手段として「貧困からの解放」から「安保反対」「公害反対」「女性解放」、そして現在では「原発やめろ」「差別やめろ」「9条守れ」と旗印を変えつつ、騒ぎを起こしてきたのである。
パヨクの正体
千葉さんの言う「パヨク」とは、こうした伝統的左翼の、思考能力が退化した末裔のようだ。
自由民主主義の基盤は、国民一人ひとりが国の行く末について自分自身で自由に考え、それをもとに地方や国の議員を選ぶ、という点にある。「反○○」を掲げつつも、「歌って踊って」ムード的に自分たちの集団に引きずり込んでいくというのは、人々の思考能力を麻痺させる。それはシロアリが家の土台を食いつぶしていくように、自由民主主義の基礎を打ち崩していく行為である。
SEALDsは共産党の傘下にあり、共産党員の子弟が多いと聞きますが、中には共産党と無関係の学生が、シンボルマークやフレーズの格好良さ、音楽やダンスの楽しさに惹かれ、事情を知らずに入ってくる、そんな学生もいるでしょう。
SEALDsの学生もよく言えば素直、悪く言えば未熟な人が多いように思います。SEALDs自体はサークルのようなノリなのかもしれません。しかし背後にある共産党の存在を忘れてはいけないと思います。
>沖繩民謡もサンバも福島に何の関係もありません!
>これでは共産党の運動そのものになってしまうと、
>千葉さんは「やめてほしい」と申し入れたが、聞き入れられなかった。
こういうところ大事だからよく読んでおくように
反米半基地反原発、全部裏で繋がってるって事w
>原発事故や福島の状況を理解し、共感してでの行動ではなく、
>原発問題を訴えると注目される、
つまり政治的目的などのために脱原発を主張し、
>その運動に乗っかり、利用しようとしていたのではないかということです
まあ、そういうことだろう
反原発、反安保法制、反オスプレイ、反普天間基地移設・・・
反政府活動のデモや陳情にはシイ党から日当が出るんだからそりゃ人が集まるさ。
うちの亡父が埼玉土建の動員で行ってた時にはデモ7000円、
議員会館への陳情は13,000円とか言ってたかな。
10年以上前だから金額変わってるかも知れない。
昼跨ぐと弁当も出るから引退した年寄りのいい小遣い稼ぎ
成田闘争も薬害エイズも安保法制オスプレイもそうだが
何か反政府的なネタがあると必ず共産党が入り込んで政治運動する
だからまともな人間は引く残ったのは変わり者だらけ
その結果事態は複雑になって解決の道が遅くなる
まあ
遅くなった方がこいつらにはいいけどな
飯の食い扶持が伸びるって事です
景気もよくなっては困るわけで早い話
ブラック企業がああだこうだと
叫んでるご本尊が一番のブラックですから
おっとおっと
世の中は実に面白い
宇多田ヒカルが「原発には賛成しないけど反原発運動はしない。どんな政治活動もしない。」とわざわざ公言したのは純粋に反原発運動をやろうとしても共産党やらの活動に巻き込まれると見抜いてたのかな。
良く言えば、いわゆる反体制側に与するとみられてしまうからだろうね
どうしてもそういう「色」がついてしまう
音楽分野は純粋に芸術の観点から活動すべきで、政治色前面にだしたらあかんがな、米国のフォークソングにしても時が経てば茶番になるし
そして穿った見方すれば、レコード売れなくなる可能性もあるだろうしね
原発賛成かどちらでもない立場のお方もかなりの数に上りますから
ま
歌手は余計なことせんほうが一番いいのよ