【平壌6月28日発朝鮮中央通信】共和国国家保衛省と人民保安省、中央検察所は、共和国をあくまでも圧殺しようとする敵の策動がわが最高首脳部を狙った特大型国家テロ犯罪を働く極めて重大な状況へ突っ走っていることに関連して28日、連合声明を発表した。
声明は、最近、われわれの最高首脳部を狙った敵の特大型国家テロ犯罪行為が次々とあらわになっていることについて暴露した。
先日、米中央情報局(CIA)とかいらい国家情報院の一味がわれわれの最高首脳部を相手に生物・化学物質による国家テロを強行する目的の下でわが内部に浸透させた極悪非道なテロ犯罪一党が摘発されたのに続き、朴槿恵が執権期間にかいらい国家情報院の一味と結託して「北指導部除去」作戦を推し進めた事実がまたもや公開された。
既報のように、朴槿恵は2015年末から「北最高指導部を交替させるための工作」を隠密に推し進めたし、かいらい国家情報院が主導して作成したこれに関する秘密作戦計画にはあえて「暗殺」陰謀まで含まれていたという。
当時、朴槿恵は「北の政権交替は困難」という専門家の報告書は黙殺し、「北の状況が不安定であるため政権交替が有り得る」という内容のかいらい国家情報院の報告書に対してだけ喜びを表して「北指導部交替」を目標とした国家情報院の秘密作戦計画を検討し、直接サインをしたという。
悪党らは、実際に作戦が遂行される場合、武力衝突事態に広がりかねないため、自分らが介入した事実が知られないように特別に注意を払うべきだとし、自動車や列車などによる事故に装う方法まで予見したが、われわれの警戒があまりにも厳しくて実行できず、その後、朴槿恵の弾劾、罷免によって「政権」が交替しながら秘密作戦計画は自動的に廃棄されたという。
声明は、露呈した事実は敵があえて「北指導部交替」に途方もない期待をかけて、その実行のためにあらゆる卑劣で残虐な手段と方法を総動員しているということをありのまま見せているとし、次のように明らかにした。
1.あえて、われわれの最高首脳部を害する天人共に激怒する奸計をめぐらして推し進めた特大型国家テロ犯罪者である朴槿恵逆徒と前かいらい国家情報院院長の李炳浩一味を極刑に処するということを内外に宣布する。
朴槿恵と李炳浩一党は言うまでもなく、かいらい国家情報院の一味も今この時刻から誰かによっていつ、どこで、どんな方法で凄惨な犬死にをしても、控訴することはできない。
2.南朝鮮当局はわが最高首脳部を狙った特大型国家テロ犯罪行為を強行した朴槿恵逆徒と前かいらい国家情報院院長の李炳浩一党を国際協約に準じて遅滞なくわが共和国に引き渡さなければならない。
もし、われわれの最高の尊厳に関連しているこの重大な要求に顔を背ける場合、それが今後、北南関係にどんな悪影響を及ぼすかに対しては南朝鮮当局が自ら判断すべきであろう。
3.米国と南朝鮮のかいらいがわが最高首脳部を狙った特大型国家テロ犯罪をまたもや企む場合、その組織者、加担者、追従者は戦時法に準じて事前通報なしに即決処刑するということを宣告する。
もし、米国と南朝鮮当局がわれわれのこのような警告を無視したり、われわれの断固たる措置に挑戦する場合、その代価を何によっても防げない物理的方法で払うことになるということについてわれわれは隠さない。