2023年02月25日

2023年02月24日のつぶやき




































































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戦争で勝利しているのはどちらか?

戦争で勝利しているのはどちらか?

ペトレイアス:ロシアではない。ロシアは結局のところキーウ(キエフ)、スムイ、チェルニヒウ、ハルキウの各戦闘で敗れている。南部沿岸の残りの地域も掌握できていない(オデーサの主要な港はおろか、ミコライウさえ突破していない)。

ハルキウ州での戦果も失った。またヘルソン州でドニプロ川西岸に唯一展開していた部隊も、撤退を余儀なくされた。ウクライナ軍がそれらの部隊との重要な連結部となる橋を通行不能にしたからだ。部隊を支援する本部も、兵站(へいたん)の拠点も排除された。彼らはドニプロ川の東岸に位置する残りのロシア軍から孤立した。

とはいえ、戦線はドニプロ川西岸から部隊が撤退した昨秋以降、かなり固定化している。他方でロシア軍は過酷な戦いを繰り広げつつじりじりと、非常に多くの犠牲を出しながら、南東部の要衝バフムート周辺の村落で戦果を挙げてもいる。これを受けウクライナ軍は追加の軍勢を送り込み、圧力のかかる中で周辺地域を防衛せざるを得なくなっている。

つまり戦況は、現時点で事実上の膠着状態だ。それでもロシアは複数の地域で犠牲の多い攻撃を仕掛けており、両軍ともに戦力を増強し、冬の後半や春もしくは夏に予想される攻勢に備えている。ロシア軍は冬季中に攻勢に出る公算が大きく、ウクライナの場合は春か夏になるとみられる。

大変に有能で練度が高く、装備も充実した部隊をその時までに用意できた側が、最も重要な戦果を挙げるだろう。それに関して私はウクライナに賭ける。

「教えてほしい、どんなふうに終わるのか?」。ウクライナでの戦争に関してはどうか。この事態はどのように終わるのか?

ペトレイアス:交渉による解決で終わると思う。それはプーチン氏がこの戦争について、戦場においてもロシア国内においても持続不可能だと悟る時だ。ロシアが1年目の戦闘で被った損害は、ソ連時代の約10年間、アフガニスタンで被った水準の何倍にも達する公算が大きい。国内では各種制裁と輸出規制の悪影響が重くのしかかる。

一方でそれは、ウクライナがミサイルとドローン攻撃に耐え得る限界に達する時でもある。その際米国と主要7カ国(G7)はかつてのマーシャルプランのような計画を策定して、ウクライナの復興を支援する。安全保障上の枠組みも鉄壁のものとなる(NATOへの加盟か、それが不可能なら米国主導の同盟がそれを保証する)。

安全保障の確約は、復興の取り組みを成功させ、外部からの投資を引き付ける上で極めて重要になるだろう。
posted by РМН at 00:00| Comment(0) | 某掲示板より転載3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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