中国の輸入規制 日本産海産物に影響か

■中国の輸入規制 日本産海産物に影響か

 一方、北海道や東北では、ホタテやナマコの取引価格が下落しています。

 こうした状況のなか、外食チェーンを展開するワタミが新たに始めたキャンペーンのきっかけは、ホタテを巡る深刻な状況にありました。

 ワタミ 渡邉美樹会長:「ホタテを使って、日本の皆さまに召し上がっていただこうという、水産業応援のキャンペーンであります」

 ワタミは11日から10日間、国内で直営する居酒屋116店舗で国産ホタテを使用した新メニューを目玉にした応援キャンペーンを展開します。

 この背景について、渡邉会長は「中国の輸入規制が影響している」と指摘します。

 渡邉会長:「今、ホタテが日本に在庫があるかというと、そんなには余っているわけじゃない。どこにあるかというと、実は中国に届けられている。これがシップバック(返送)という形で戻ってくる。受け入れないよということで、そうなると在庫がかなりあふれる」

 今後、養殖マグロやナマコなど、これまで中国で人気が高かった日本産の海産物も在庫を持て余す状況に陥る可能性があるといいます。

 渡邉会長:「第1弾ホタテ、第2弾マグロ、第3弾ナマコ。水産業の方が一番外食で売りたいもの。これを私たちが代わりに売らせていただきたい。他の外食産業の方々も『ヨッシャ、俺たちも応援しよう』ということで、ダメージを少しでもみんなで和らげていきたい」
posted by РМН at 00:00| Comment(0) | 某掲示板より転載3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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