とうとう不名誉な「あだ名」をつけられてしまった。
8月25日から26日にかけて、、X(旧Twitter)では《増税メガネ》がトレンド入り。
本人は否定したものの、退職金や通勤手当などに課税する「サラリーマン増税」が取りざたされたことから、岸田文雄首相へのあだ名として登場したものだ。
タレントで俳優の松尾貴史は8月26日、自身のX(旧Twitter)にこう書きこんだ。
《岸田文雄内閣総理大臣に対して、【増税メガネ】などという的確かつ絶妙なあだ名をつけた人の功績を讃え、乾杯する。》
岸田首相は、防衛費増額に向けた財源を確保するための増税について、国民負担への理解を求めてもいる。SNSでは、《増税メガネ》に納得するコメントが数多く寄せられた。
《「増税メガネ」で誰のことか分かるのガチおもろいww》
《増税メガネとかいう一発で誰だかわかるネーミングセンス天才だと思う》
《今年の流行語大賞ノミネート「増税メガネ」》
岸田首相は、ウクライナで現地時間23日に開かれた国際会議にビデオメッセージを寄せ、「日本は、これまでに表明した総額約76億ドル(約1兆1000億円)の各種支援を、ウクライナ側のニーズを適切に把握しつつ、着実に実施していきます」と述べた。
岸田首相は、海外諸国への多額の支援金をたびたび表明していることから、SNSでは《増税メガネ》に加え、《ばら撒きメガネ》なる呼び名も。
《#増税メガネ ……ってワードが上がってるみたいなんですがね。国家予算が足りなくて増税してるのに、他国に1兆1000億も支援をしなきゃいけないものなんですかね? 支援って、余裕がある国がするものだと思うんですが……》
《増税メガネ、ばら撒きメガネ? 心底情けない》
《増税メガネってニックネームはええな!自分は、海外ばら撒きメガネを推すけどな!!》
自民党議員をめぐっては、パリ研修で「エッフェル塔ポーズ」を投稿した松川るい参院議員が《エッフェル松川》、「ブライダル補助金」の順調な進捗状況を報告した森まさこ参院議員が《ブライダルまさこ》など、不名誉なあだ名がSNSで飛びかっている。
7月に産経新聞が報じたところによると、岸田首相はことあるごとに「財務省の言うとおりにするつもりはない」と周囲に語り、「岸田首相は財務省寄り」との見方を否定しているようだが、《増税メガネ》という不名誉なあだ名を、岸田首相は払拭することができるだろうか?