損保ジャパン代理店の一員です。
僕が接する損保ジャパンの支社/支店の社員さんは真面目にお客さんのことを考えている立派な方々がほとんどです。
しかし、本丸から指示されていた、あの重箱の隅を突くようなコンプラチェックは何だったのか、と思います。
本丸に務める人たちは価値観が一般社会とズレているとしか思えないことも度々ありました。
例えば、五年ほど前、火災保険料が段階的に値上がりしていた時期、大きな台風災害が起きて、僕のお客さまも被災されました。保険金請求が嵐のように押し寄せ大変な状態でした。代理店と事故受付部門ではFAXが主流だったため、各案件の進捗具合のトラッキングが出来ておらず、確認しようすると「そのような案件は受けつけていません」と言われる始末。メールで連絡さると「メールは確認しないので返信が遅れました」と平然と。
僕としては、自然災害リスクの増加に伴って保険料値上げをお客様にお願いするのであれば、災害時の事故処理をスムーズに行う体制を整えるべきであると、旧来のやり方で捌けないならデジタル化するなりして変えないといけないだろうと、考えます。それを部門の担当者に伝えたところ、クレーマーとして認識されたのか鼻で笑われました。
その他、一見、デジタル化して効率を高められそうなことが今でも割とそのままだったり、煩雑な手続きも多く、50箇所以上を間違えなく記入しないと手続きが進まず、そのチェックに人員が割かれている事も考えると、その分の人件費もお客様の保険料に載ってるんだろうな、と思えたりもします。
バカバカしいのでもう代理店を辞めようと思います。