不法残留の外国人7万9千人、前年から12%増 ベトナム・タイ・韓国が上位
国内に不法残留(オーバーステイ)する外国人が令和6年1月1日時点で7万9113人に上り、前年に比べ8622人(12・2%)増えたことが、出入国在留管理庁のまとめで分かった。
国籍・地域では、ベトナムが1万5806人で最多。タイ、韓国が続いた。
在留資格では、観光客らに付与される「短期滞在」が4万9801人で最も多く、「技能実習」「特定活動」が続いた。
【国籍・地域別の不法残留者】
(1)ベトナム 1万5806人(+2098人)
(2)タイ 1万1494人(+1945人)
(3)韓国 1万869人(+361人)
(4)中国 6881人(+99人)
(5)フィリピン 5069人(+407人)
(6)インドネシア 4537人(+1352人)
(7)台湾 3191人(+318人)
(8)スリランカ 2001人(+406人)
(9)カンボジア 1731人(+546人)
(10)マレーシア 1387人(−87人)
【在留資格別の不法残留者】
(1)短期滞在 4万9801人(+3211人)
(2)技能実習 1万1210人(+3225人)
(3)特定活動 8189人(+1974人)
(4)留学 2288人(−177人)
(5)日本人の配偶者等 1880人(−57人)