2013年09月02日

「人事評価がすべて」はホント…メガバンク“出世残酷物語”

「お前なんて銀行員やめちまえ!」
 みずほ銀行のさる支店長からの罵倒が毎朝、1カ月間も続く。しかも皆の面前で。罵倒された部下はじっと耐えるしかない。それが銀行という世界だ。

「ある支店では、課長が突発性の難聴になり左耳が聴こえなくなった。原因は不明でしたが、その課長の左側の席が副支店長と支店長の席。課長の耳は、異動したらすぐに治ったそうですけど(笑)」(みずほ銀行の40代本店勤務)

 支店長は「天皇」と呼ばれることも。人事評価を握る者が誰よりも権力を持つ。経済評論家の山崎元氏が言う。

「人事評価によって、そのときの給料の額だけじゃなく、どこまで出世できるか、銀行にいられる期間、将来の出向先のグレード、将来もらえる年金の額など、人生のほぼすべてが左右される。上司にたてつくのはほぼ不可能。評価を握る人事部は強大な権力を持ちます」

 銀行員がもっとも気にするのが行内での序列。だが、この序列はすでに入行時から決まっている。旧都銀出身で企業アドバイザーの津田倫男氏が語る。

「銀行側は否定するでしょうが、入行前から査定して、序列がついているのです。たとえば5段階評価で1〜5までの“背番号”がついた状態で新人は入行します。本人が知らないだけ。1店め、2店めの配属で、ふるいにかける。2店めまでの評価で勝負はほぼ決まり。この評価が一生ついて回るのです。以降の逆転はほとんどありません」


 序列・肩書をもっとも大事にするのが銀行員というもの。だからこそ、銀行が吸収・合併され、メガバンクへと再編されるなか、どの銀行が主導権を握るかは生死を分けた戦いだった。

「吸収された旧行は、人事の持ち点をズタズタにされる。人事権を奪われるから、吸収された側は出世できないのです。’96年に三菱銀行と東京銀行が合併した際、主導権を握る三菱の官僚的体質になじめず、東銀の多くの行員が辞めていきました」(前出・山崎氏)

 ‘06年にUFJ銀行と合併する際も東京三菱銀行が主導権を握った。東銀ほどの冷遇はしなかったが、優秀といわれたUFJの勘定システムに三菱が飲みこまれることはなかった。さらに、「UFJ出身者が頭取になるのは無理」(旧UFJ行員)

 出世競争に勝ち抜いても吸収合併されれば終わり。厳しい世界だが、給料が高いのは事実だ。三菱東京UFJ銀行の30代営業部門の行員が語る。

「早ければ30代半ばで課長になり、年収は1千万円を超えます。早い支店長なら40代前半で1千500万円。本部の部長ともなると役員一歩手前で2千万円に近い。役員になると2千万円超。ただ、同期で執行役員以上になれるのは、ざっくり言うと2%ぐらいでは……」

いまは3大メガバンクなら毎年1千人の新人が入行する時代。総合職は500〜600人。出世への道は、ますます厳しくなる。前出の津田氏が語る。

「部長代理になれたら万々歳という時代です。部長代理は普通の企業の係長ですよ。係長がキャリアのゴールっていうのも厳しいですよね。銀行が高給なのは間違いないですから、係長ならいいかと期待値を下げないとやってられないですよね」

(週刊FLASH 9月10日号)


わその知り合い
三菱銀入社後2年目に早くも海外勤務が内定
でも場所がバルセロナ支店
その時点で出世コースじゃないと判断
即事態して3年後に転職したお


じゃあ出世コースってどこよ
ってきいたらやっぱNY支店だた
そらそうやイルミナティ銀行だし


出世なんてなんになる 金だよ金 金がすべて


幹部候補の中でも、トップクラスは大支店勤務を2〜3年経験した後、本部に戻り、出世コースをひた走るという。

 また、銀行マンの出世には派閥の力がものをいい、出身大学でも大きく左右される。

「うちの銀行は、昔は東大閥が圧倒的だったけど、今は慶應や早稲田も大きな力を持っています」(前出・40代人事部)

 また、半沢が勤める劇中の「東京中央銀行」のように、複数の銀行が合併した大銀行の場合、旧○○銀行出身、旧△△銀行出身など、そこでも派閥ができ、対立派閥への蹴落とし工作は日常的に行われるという。

 こうした熾烈な競争のなかで、ほとんどの銀行マンは出世コースを外れていく。40代になると出向や転籍という形で別の会社に飛ばされるのだ。

「40才を過ぎると、銀行業界でいう“黄昏研修”と呼ばれる研修に参加させられるんです。外部から講師が来て、今後の収入や退職金、年金、住宅ローン、子供の教育費など、今後のライフプランについてレクチャーされます。出向すると、給料は銀行員時代の6割が相場といわれていますから、研修を受けておかないと大変なことになるのも事実です」(40代・中堅行員)

 例えば、同期が100人いた場合、50才まで銀行本体に残れるのはたった数名で、役員になれるのはそのうち1人いるかいないかだというから、なんとも厳しい世界だ。

※女性セブン2013年8月22・29日号


銀行員 同期100人いた場合50才で銀行本体残るのは1人の例も
NEWS ポストセブン 8月17日(土)16時6分配信

 第4話では27.6%という今クール断トツの平均視聴率を叩き出したドラマ『半沢直樹』(TBS系)。濡れ衣で5億円を焦げつかせた責任を取らされる主人公に、部下を嵌(は)めて自分は私腹を肥やす支店長、出世のために言いなりになる部下、そして暗躍する上層部…。ストーリーの面白さにぐいぐい惹かれていくのだが、それにしても実際の銀行って、こんなにえげつない職場なのだろうか。

 銀行マンたちの過酷な出世競争は、実は入社した日から始まっているという。

「入社して最初の数か月の研修で、すでに人事によって“幹部候補”と“その他大勢の兵隊”に分けられているんです。幹部候補が配属されるのは東京の本部か、横浜など大都市の大きな支店です。配属先が地方の小さな支店だと“おれは出世コースじゃない”と、その時点で自覚するんです。次の異動でも小さな支店だと、辞めてしまう人も多い。メガバンクは3年以内の離職率が3割近いんですが、この“仕分けシステム”が原因なんです」(あるメガバンクの40代人事部)
posted by РМН at 19:00| Comment(0) | 某掲示板より転載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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