2014年02月27日

トヨタとホンダの大量リコール

●形成されるネガティブ・イメージ
 だが、いずれにせよこのようなネガティブな結果が発表された直後、大規模リコールがなされるという意味は大きい。事実、海外メディアではすでに日本車に対するネガティブなイメージが形成されつつある。

「先日の衝突テストの結果を受け、現地メディアの間では、日本のハイブリッドカーは過熱する低燃費競争から、行きすぎた軽量化で安全性を軽視しているのでは、などという馬鹿げた話も出てきている。なかには『日本のコンパクトカーはゼロファイター【編註:零戦の意味】みたいだ』などとジョークを飛ばす者もいる」(在米ジャーナリスト)

 太平洋戦争時、その高い機動力で連合軍のパイロットを恐怖のどん底に突き落とした「零戦」は、徹底した軽量化がなされたことで知られている。ネジの頭を削り、戦闘機として不要な部分はすべてくり抜いた。結果、零戦は防弾燃料タンク、防弾板、防弾ガラス、自動消火装置などが搭載されていなかった。つまり、戦闘機としての性能を極限まで高めるため、「パイロットの安全」まで配慮されなかった。低燃費を追い求める日本の自動車も、これと同じだというわけだ。


 過去にはこうした「言いがかり」から、すさまじいジャパン・バッシングが引き起こされたケースもある。

「かつてプリウスは、他車のフロアマットを使ったドライバーが急発進事故を起こしたことがきっかけで、大バッシングを受けました。競争が激しい自動車市場では、何が攻撃材料にされるかわかりません」(同)

 零戦といえば、開発者・堀越二郎を主人公のモデルとした映画『風立ちぬ』(13年)が米アカデミー賞長編アニメ部門の候補作としてノミネートされ、アメリカでもそれなりに反響があるという。堀越はのちに零戦が被弾に弱かった事実を指摘され、「戦闘機に防弾がなかったとしても当然である」と反論している。戦争という特殊な事情はあるが、かつて日本では、たしかに搭乗者の安全より軽量化を重視した時代があった。そのイメージが悪用されないことを祈りたい
posted by РМН at 21:00| Comment(0) | 某掲示板より転載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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