2018年01月03日

40代はもっとも睡眠の質が悪い。睡眠を妨げる「3つの悪」とは?

40代はもっとも睡眠の質が悪い。睡眠を妨げる「3つの悪」とは?

2016年12月16日 09時03分
提供:日刊SPA!

40代はもっとも睡眠の質が悪い。睡眠を妨げる「3つの悪」とは?

 たかが疲労、されど疲労。日頃から当たり前のように疲労を抱えすぎていると、つい放置しがちではないだろうか。もしくは改善を試みるも改善されない人もいるだろう。疲労の正体に着目し、より効果の高い疲労回復法を紹介する。

◆40代はもっとも睡眠の質が悪い。寝酒や夜の刺激は極力避けるべし

 脳疲労をリセットさせるもっとも効果的な方法は睡眠だ。だが、この睡眠すらままならないという声も多く、実際、総務省統計局が発表する平成23年度の「社会生活基本調査報告」を見ても、40代の睡眠時間が最短とのデータもある。多くの40代が公私で何らかのストレスにさらされており、自律神経が大きく乱されているという現実がある。

⇒【資料】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1243142

 『すべての疲労は脳が原因』の著者で東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身氏は自律神経と睡眠の関係についてこう説明する。

「自律神経には日中の緊張状態を保つ交感神経と、夜にカラダをリラックスさせる副交感神経という2つの神経があります。睡眠時に、交感神経から副交感神経への切り替えがうまくいかないと、カラダが緊張したままで寝つきが悪くなる。眠り自体も浅くなります。入眠できたとしても夜に何度も起きてしまうなどの症状の方もいるでしょう。さらに、40代の4割がいびきをかくと言われていますが、いびきも睡眠の質を下げます」

4 そこで、梶本氏に睡眠の質を向上させる秘術を提案してもらった。

「寝酒は睡眠の悪でしかありません。酒が残ったまま寝てしまうと、夜中に目が覚めてしまうことがありますが、あれは自律神経をお酒によって麻痺させてしまった結果。就寝前3時間は飲酒を控えるべきです。また、寝る直前にスマホやパソコンなどを使ったり、深夜にコンビニのように照明が明るい場所に行ったりすると、交感神経が働いて覚醒してしまうので注意です。いびきをかく人は、抱き枕などで横向きに寝る仕組みをつくるなどの対策をすれば、起きたときの疲労感も軽減するでしょう」

 さらに、睡眠の大きな障害となるのが、日中のストレスだ。

「精神的に不安なことがあると、どうしても眠る直前にイヤなことを思い出しては、悶々としてしまいます。これが、脳への刺激となり、なかなか眠りにつくことができなくなってしまう人も多いです。ストレスは自分で原因を消すことは難しいですが、第三者に話すなど、己のメンタル具合を計算してみて、ストレスの原因を理解すると対処がしやすいと思います」

 つい軽視しがちな睡眠だが、ぐっすり眠れば、驚くほど回復するのも事実。よく眠るために逆算して過ごしてみることが重要だ。

<睡眠を妨げる3つの悪>

・就寝前の飲酒

・夜、コンビニに行く

・昼間のストレス(自律神経の乱れ)

【梶本修身氏】

東京疲労・睡眠クリニック院長医学博士。大阪市立大学大学院疲労医学講座特任教授。著書に『すべての疲労は脳が原因』(集英社)などがある

― 疲労を超回復させる秘術 ―
posted by РМН at 19:00| Comment(0) | 某掲示板より転載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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