ここまでの話でも「ちょっといきすぎでは?」という節約根性が炸裂しているが、水道代削減のため、とんでもないワザを実践している女性もいる。
「毎日、洗濯? そんなもったいないことしないよ。パンツなんて脱いだ後、干して日光に浴びせとけば、3日はもつでしょ? ブラジャーも、最低3日間は洗わないかな。靴下なんか、いちど履いたら裏返して、それをまた表にしてを繰り返してたら、洗濯なんか必要ないよ」
洗濯バサミ そう飄々とした表情で話すのは加藤咲さん(仮名・33歳・広告)。
「水道代を使うぐらいなら、洗濯もシャワーも必要ない」そうだ。そっと彼女の靴下を盗み見たが、見た目は何ともなさそうだ……。
最後に「そもそもパンツなんてはく必要がない!」とまで豪語するのは一見、可愛らしいOLの清水加奈子さん(仮名・28歳・IT)。
「パンツなんかなくたって、生活できますよ。周りのみんなが何でわざわざパンツを買ってまではくのか理解できません。私はストッキングにおりものシートを直接貼って暮らしているんです。それで十分ですよ。あえて友人たちに言ったりもしないですけど……。母親と妹には呆れられてますね。まあこれからも続けますよ」
清水さんを口説いた男性が、いざスカートを脱がした瞬間、面食らう様子が容易に想像できる!?
<最近の女子がお金をかけないもの>
●化粧水
ドラッグストアやネット通販が充実したため、化粧品は高いほうが良いという考えはすっかり過去のものに
●バッグ
街頭アンケートではブランドバッグを使っているという女子は4人ほど。むしろ使いやすいリュックが人気
●服
値段よりも自分に似合うかが第一。オークションアプリの台頭によって“売ること前提”で購入する層も誕生
女子たちの迷惑な0円生活「夕飯は相席居酒屋で…」
母の愛情!? 実家から1週間分のおかずが!
ほかにも完全に食費を0円にしているという強者も。
「毎週、新潟にいる母親にタッパーに入れたおかずを1週間分、東京まで宅配便で送ってもらっているんです。お米も一緒に。1年前に実家に帰ったときに『生活が苦しい』という話をしたら、こうしてくれるようになって」
こう語るのは都内の大学に通う宮田真紀さん(仮名・20歳)。
「離れていても親の愛情を感じられるし、いいことずくめ」と笑いながら話してくれたが、真夏は解凍したおかずの傷みが気になって仕方がないとか。
アンケートで見えてきた女子たちの年代別金銭感覚
●18〜22歳
家賃:2万5000円
食費:2万
パパ活する場合:5万
Hしてもよいデート代:6500円
●23〜29歳
家賃:6万7000円
食費:3万
パパ活する場合:4万
Hしてもよいデート代:2万
●30〜35歳
家賃:3万7500円
食費:3万2500円
パパ活する場合:5万
Hしてもよいデート代:7000円
※家賃…実家暮らしの場合、家に入れている金額/食費…1か月間の金額
― 女たちの[0円生活]実態調査 ―