2020年03月02日

経済的打撃が東日本大震災超える可能性

 新型コロナウイルスの感染拡大が暮らしや景気に幅広い影響を及ぼし始めた。政府はイベント自粛に続いて学校の休校を求め、国内消費や経済活動への先行き警戒感が高まる。海外から厳しい視線が注がれているが、有効な対策を打ち出しにくい悩みも抱える。

 4営業日続けて下がった日経平均株価。日本株の売りを強めているのは、海外投資家との見方がある。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘氏は「海外勢は、異様な日本株の売り方をしている」とみる。「消費増税の悪影響に加え、新たに肺炎という要素が加わった日本経済に対して、海外投資家は非常にリスクを感じている。東京五輪の開催延期という観測も売り材料とみられる」

 政府が求めたスポーツ・文化イベントなどの今後2週間の開催自粛は、どんな経済的な影響を及ぼすか。参考になるのが、2011年の東日本大震災直後の動きだ。当時は東北の被災地の混乱だけでなく、首都圏などでも深刻な電力不足が起き、イベント自粛や外出を控える動きが相次いだ。

 第一生命経済研究所の永浜利広氏の試算によると、国内の家計消費は震災後4カ月間で約2兆2千億円ほど押し下げられたという。単純計算すれば2週間では3千億円弱。「今回は政府が自粛を求めたこともあり、震災後よりも影響は大きくなる可能性がある。2週間で3千億円を超えるかも知れない」

 感染拡大がおさまらず、今夏の東京五輪・パラリンピックまで中止となれば、影響はさらに広がる。野村証券の美和卓氏の試算では、感染拡大で20年の国内総生産(GDP)の実質成長率はマイナス0・5%に落ち込むが、中止も重なるなど国内での影響が7〜9月期まで続けばさらに1・0ポイント低下する。

 海外を含めた供給網の回復も見えず、自動車工場も大きな影響が続く。日産自動車はすでに操業停止を含む生産調整に入った子会社の日産自動車九州の工場(福岡県苅田町)に加え、高級車をつくる栃木工場(栃木県上三川町)でも3月3日に組み立てラインを止める。ホンダやスズキ、マツダも操業を止めないまでも、部品が調達できない車種の生産を後回しにするなどしている。「日産以外でも3月中旬あたりから一部部品の在庫が切れる恐れがある」(部品メーカー幹部)といい、国内完成車工場の操業停止が広がりかねない。

 SMBC日興証券の太田千尋氏は「感染拡大の動きへの警戒感が強く、少なくとも3月前半までは日米を含めて株価の下落傾向が続くのではないか」とみる。
posted by РМН at 21:00| Comment(1) | 某掲示板より転載3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 誰もが富貴であることを望み、貧賤であることを好まない。これは当然のことであると思うのだが、日本には「清貧」という言葉があって、質素な生活の中で道徳的な高みを求めるというのが立派な生き方とされてきた。

 戦後になって身分制度が消滅し、昔の華族階級のようなものがなくなって特権階級というものが見えなくなった今でも「上級国民」は存在する。それは池袋の暴走事故で加害者の老人が在宅起訴であったりすることでたまに国民にバレてしまうのだが、少なくとも受験勉強をがんばって東大に入ることで誰でも「上級国民」になる機会は手に入る。「貧」のままで「貴」を目指すことは困難だが不可能ではない。

 その一方で「貴」でありながら「貧」であるという生き方もやろうと思えばできるわけで、たとえば真子様が小室圭との愛を貫こうと思うならば、皇室を離脱して駆け落ちでもすればいいわけである。無収入のニートである小室圭はまぎれもなく「貧」であり、彼が吉野家やコンビニでバイトしながら真子様との生活を築こうとするならば、逆に「金目当てではなかった」ということで評価を上げるかも知れないのである。たぶんそんなことはしないと思うけど。

 インドのカースト制度は生まれながらにして身分が決まっているものだが、日本の場合はそこまで固定されているわけではない。生まれた家柄で人生の多くの可能性は決まってしまうが、それは決して100%ではないのである。

 一発逆転の手段はかつては受験勉強であった。高度成長の時代は受験産業がそれほど強くなかったし、中高一貫の私学に入れる階層も限られていたので、多くの若者は公立の中学高校から受験勉強に挑んだのである。

 今は貧富の差が成績という結果にそのまま反映するようになった。小中学校が教育力を失い、教師はモンペとの対応に神経をすり減らして余裕がなくなり、いじめなどの事件も頻繁に起きて学校が無法地帯となることでますます貧富の差が開いた。金持ちはきちんとした道徳教育を受けられる私学に進めるが、そうでない人々はさまざまな生徒を受け入れてカオス状態になった公教育に頼るしかなかった。「富」であるものは学歴という「貴」を手に入れることができるが、「貧」であるものは受験勉強という競争に負けて入学試験の偏差値の低い大学に入ることになり、その学費を奨学金という借金で賄うためにますます貧しくなった。奨学金返済の滞納率ランキングの上位にはみごとにFランクの大学が並んでいる。教育における「賤」は同時に「貧」にも直結したのである

 バブル崩壊後の失われた30年の中で日本は新たな階級社会に突入した。この流れを変えることはとても困難である。それは「無知」の実態が知識だけではなくて道徳面にも及んでいるからである。Fランク大学の学生にはさまざまな犯罪予備軍の誘惑が待っている。詐欺の受け子や掛け子という犯罪は、馬鹿な学生が「高額バイト」と勘違いしてどんどん参入してくる。それが犯罪であるという認識も持てないほどの馬鹿でも、大学には入れるのである。ネットで「高収入」「バイト」で検索すればそこには明らかに犯罪と思われる募集がヒットする。一方お金に余裕のある学生は、バイトではなくてボランティア活動などが可能になるのである。

 コロナ不況が直撃するのはアルバイトや非正規雇用で生活している多くの貧しい人々である。このような状況下でも正社員は全く困らない。政府はさまざまな行事の自粛や中止を要請しているが、そのために収入を得られなくなった人々への救済策は全く存在しない。誰が彼らのような現代社会の貧者を救うのか。政府の無策ぶりにオレはあきれているのである。
Posted by 貧者の救済を! at 2020年03月03日 13:07
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