2020年06月01日

「コロナ収束は日本人のマジメさや清潔さのお陰」という勘違いの恐ろしさ

「まさに日本モデルの力を示したと思います」

 緊急事態宣言解除の会見で安倍晋三首相は、このように誇らしげに語った。

 ご存知のように、日本政府の新型コロナ対応は諸外国に比べてかなりグダグダで、「スピード感もなくアナログだ」と、国内外からボロカスに叩かれてきた。にもかかわらず、欧米と比べて被害をここまで小さく抑え込めている。そんな「日本モデル」について、海外メディアからは「不可解」「日本の奇跡」など様々な声があがっている。

 新型コロナの重症患者が欧米と比べてケタ違いに少ないのは、なにも日本だけの特殊事情ではなく、東アジアの国々に共通する現象だからだ。

 たとえば、人口100万人当たりの死者数をまとめている統計サイト「ワールドメーター」の5月19日時点の報告によると、やはりダントツに多いのが欧州だ。784人のベルギーや593人のスペインに、イタリア、英国、フランスが続いている。では、日本はどうかというと、死亡者が6人とケタ違いに少ない。

「見たか!これが日本の底力だ!」と浮かれてしまう人もいるだろうが、ちょっと落ち着いて周りを見ていただきたい。同日の死亡者は、お隣の韓国で5人、ウイルスの発生源と言われる中国では3人、さらにインドでも2人となっているのだ。

 つまり日本の重症化対策は、欧米と比べると確かに「ケタ違いの優等生」なのだが、東アジアの中では極めて平均的、むしろ「劣等生」の部類に入るレベルといえる。

 当たり前の話だが、日本も韓国もインドも中国も、文化も国民性も生活様式もまったく異なる国々だ。社会制度や医療体制にも違いがある。そのため当然、今回のコロナ対策にもバラつきがある。

 しかし、「結果」にはそれほど大きな違いはない。感染者数は人口規模などによって違いはあるものの、欧米と比べて重症化患者が圧倒的に少ないという点においては、共通しているのだ。

 この事実から導き出される答えは、1つしかない。それは「東アジアには新型コロナの重症化を防ぐ何かしらの要因がある」ということだ。

もちろん、現時点ではそれが何かはわからない。気候的なものか、人種的なものか、遺伝子的なものなのか、あるいは少し前に注目されたBCGワクチンの接種率の違いなのか――。それは、これからの研究によって明らかにされることを期待するしかない。

 ただ、少なくとも「マジメな国民性」や「医療従事者が頑張ったから」という抽象的な話ではないということは断言できる。ましてや安倍首相が会見で述べた「日本の感染症への対応は、世界において卓越した模範である」などということは、科学的根拠のかけらもない御都合主義的な解釈だろう。

もちろん、こういう勘違いをしているのは日本だけではない。死者の少ない東アジア各国の政府は「韓国モデルの勝利だ」「中国のコロナ対策の優秀さを世界に示した」とみな自画自賛をしている。


>東アジアには新型コロナの重症化を防ぐ何かしらの要因がある

旧型のコロナやらサーズマーズで免疫っぽい働きを獲得済みって事らしいね
アジア圏にとっては既に普通のインフルエンザレベルだった可能性がある
posted by РМН at 19:00| Comment(0) | 某掲示板より転載3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


人気ブログランキングへ