職員らによると、現在次長級の男性幹部職員による部下へのパワハラは平成23年から確認され、令和5年までに8件あった。同年10月には職員の頭を殴って頸椎(けいつい)捻挫のけがをさせたこともあったという。けがをした職員は休職後、退職に追い込まれた。昨年2月には別の当時課長級の男性職員による女性職員に対するパワハラもあった。
会見では幹部職員から罵倒された際のものだという録音データも公開。「誰に言うとんねん」「おどれ、口の利き方気つけろよ、こらぁ」などの声が記録されていた。
被害職員が市要綱に基づき、昨年7月にこれら9件について内部通報。通報窓口の人事課からは何の報告もなかったが、今月21日以降、山本景市長が被害職員に対する聞き取りを始めたという。
会見した職員は「市は自浄作用を失っている。決意をもって対応してほしい」と述べた。同席した三浦直樹弁護士は「内部通報制度が機能しているのか、市の対応は問題だ」と指摘した。
市は「個人情報やプライバシーの保護、関係者の名誉もあり、回答は差し控える」としている。


